こんにちは!!海ホタルです!今日のレビューは、「新装版 通り抜けできません」
2008年4月に出たコミックの新装版です!2008年ですよー!!今から、およそ10年前だよー!10年前でも、今と変わらず、BがLしてるよー!!
リーマンボーイズラブの短編集です!!んじゃ、レビューに行ってみよう!!
目次
作品紹介
サラリーマンの後藤が昼休みの公園で遭遇するツンツン系男子の石井さん。
誰も寄せ付けず難しい顔をして読んでいる本は……「ケーキの作り方」!?
スイーツ好きがきっかけで二人の仲は急接近…、オフィス街の公園で生まれた恋愛報告書「通り抜けできません」体育会風ノンケリーマン・永田透はある日、酔っぱらった会社の先輩、藍谷さんを家まで送り届けて…「ユウイチどうして僕を
捨てて結婚なんかしたんだよ…ッ」突然のカミングアウト! ?
先輩のそんな秘密知りたくもなかった。ズキューーン年下攻スイーツラブ「秋になれば君は」新装版描き下ろしあり。
引用:アマゾンより
「新装版 通り抜けできません」のここが面白い
短編集ですので、1作ずつ、ご紹介します。
「通り抜けできません」24ページ
表題作ですが、24ページの短編です。
昼休みの公園でいつも気難しい顔をして本を熱心に見つめているサラリーマンの石井さんに、勇気を出して声をかける後藤さん
初対面では、冷たくあしらわれるが、翌日、ケーキ片手にお詫びをしたら、翌々日に石井さんがお礼を言いにきてくれるんですね。甘ものが好きな石井さんは、後藤くんと甘いものを食べに出かけ、友好を深めていきます。
これは、ふたりとも、最初からゲイなのかな?いろいろ誤解はあるけど、最後は、ハピエンです。
勇気を出して声をかけた後藤さんがかっこわるくて、それが、逆に好印象な作品でしたね!!
「恋のばかやろう」32ページ
川口くんは、身長187センチで要領のいいイケメンくん。御園くんは、身長167センチで負けず嫌いの頑張り屋さん。
同じ職場で働くこの同期ふたりが営業トップをかけて掛けをするんです。
いつも「小さい」「ミニミニ」と自分をバカにしている川口には負けたくないと、いつも以上に、ガツガツ仕事をがんばっちゃう真面目な御園くん
そんながんばる御園くんにコーヒーを差し出す川口。
この見開き1ページで、ふたりが両片思いであることがわかっちゃって、キュンってしちゃいます。負けず嫌いでツンツンしている御園くんが、とってもかわいかったですね!!
「お気に召すまま」18ページ
18ページの短編ですが、わたしは、この作品が一番好きですね!!
ある朝、会社に行くと、意中の後輩にネコ耳が生えている。
「おいおい・・・どうなってんの?」と動揺するんだけど、周りの同僚たちは、いつもと変わらず普通な様子。
そこで「あ。これは夢なんだ」と思っちゃう主人公
普段なら意中の相手だからこそ、ついいじめちゃうのに、夢の中だからと「可愛い」「色っぽいね」と褒めまくり、アフターにも誘い、自宅にもお持ち帰りしちゃうわけ・・・
かわいいネコ耳つけた後輩くんの色っぽい姿が堪能できる美味しい作品となっています。
「秋になれば君は」「冬を愛するひと」「春を待つ頃」
この作品は、act3話ありました。
酔っ払った先輩を自宅まで送ったら、ぐでんぐでんに酔った先輩から、まさかのゲイカミングアウト!!
翌日、会社で、先輩は自分の失態を謝ってくれるんだけど、この先輩、ゲイなんだなって一度インプットしちゃった途端に先輩の持つ色気に気づいちゃうんだよね。
範疇外だった相手の色気に気づいちゃって、意識し始めちゃって、つい見とれてしまうシーンがとてもキュンってくる作品でした。
でも、これ、エロがないの~!!「冬を愛するひと」でつきあうことになるんだから、その続きの「春を待つ人」で、ちゃんと本番してくれるんだろうなって読んでたら、ないまま終わっちゃった!!だから、ちょっと肩透かし感があったかな?
いや・・・でも、結合だけが全てじゃないよね!!
喧嘩して、仲直りして・・・・距離を縮めていくノンケとゲイの恋が育っていく様子が楽しめる作品だと思います
「新装版 描き下ろし」ありって?どれのことかな?
2008年に出たコミックの方未読でしたので、がっつり、最初から最後まで楽しめましたが、すでに、2008年に出たコミックを既読の方は、どれくらい新装版用に描き下ろしがあるのかが気になるところですよね?
最後に「通り抜けできません」でくっついたカップルのお話「立ち止まらないで下さい」があるので、これが、新装版の描き下ろしかな?って思ったんですけど、初出を見ると、「2008年花音コミック“通り抜け出来ません”描き下ろし」ってあるんですね。
ということは・・・
新装版の描き下ろしは、作者さま恒例のマンガによる「あとがき」部分だと思います。「あとがき」は、友人のラクダさんのお話でした!
「通り抜け出来ません」旧版試し読みはこちら
まとめ
リーマンものBLがお好きな人にオススメしたい作品ですね!!
あと、改めて夏水先生の受けには涙がほんとに似合うなと思いました。
押し殺していた気持ちを吐き出すと同時に溢れる涙・・・
ベッドの中で快感に打ち震えながら流す涙・・・
ひとりで勘違いして悲しくなって流す涙・・・
どの受けも、ほんと、いじらしくかわいらしい涙をホロホロと流すのです。
もう、この涙を見れただけで、受け重視派としては、十分に読後に「ごちそうさま」という気持ちになれました。
夏水先生の次の新刊も楽しみですね!!
購入を迷っている方の参考になれば、うれしいです。
海ホタルさん
こんばんは〜(^O^)GWが終ってがっかりでやる気なくしてます
海ホタルさんは、毎日ブログ更新していて素晴らしいね‼︎
夏水先生のリーマンは本当いいですよね。
私、夏水先生と天禅桃子先生のリーマンが大好きです‼︎
今の勤め先に周りにスーツの人がいないので(女ばっかり)マンガの方で、堪能してます。
私も凪良ゆう先生は「愛しのいばら姫」の方から読んじゃいました。理由は、積んでいた前作が見つからず、ま、いっかーで読んだというね。美山がやな奴な事を知り、前作はいまだにサクッとしか読んでません。やばー
それで思い出したけど、「お菓子の家」もめっちゃ好きなんですが、受けが前作でDV彼氏らしいので、前作持ってるけど読んでなかったわ(^_^;)
GW中に、凪良先生のもうすでに何回も読んでいる「薔薇色じゃない」を読んでました(積み本いっぱいあるのにね)
これ、攻めがちょっとイラっとするんですけど、最後の方の、遺言書と生命保険の所が気に入っているのでリピートしちゃってます。
みかりんさんへ
夏水先生のリーマンBLは、ほんと!!いいですよね!!
わたしも、天禅桃子先生大好きです!!そういえば、天禅桃子先生もリーマンもの描いていますよね!!仕事している姿がかっこいいのを思い出しちゃいましたよ!!
みかりんさんも「愛しのいばら姫」から読んじゃったんですね!!この作品だけ読むと、美山はそこまで嫌なやつじゃないし、むしろ、同情すらしちゃうんだよね・・・前作で、一体、何したんだ?って読んだら、ほんとにひどい脇役だった!!
わたしも「お菓子の家」読みました!!そして、前作は読んでいません!!一緒ですねー!!
わたしも、DV彼氏が苦手で、ついつい後回しにしています・・・
「薔薇色じゃない」は、まだ未読なんです・・・口コミ見ると、けっこう、意見が分かれていますよね!!みかりんさんも、複雑な感じの感想ですね。どんなお話なんだろう?
いつか、読んでみたいですね!!