こんにちは!海ホタルです
「人ではない狼」は、1巻がすごくよくって!
2巻の発売を心待ちにしていました!
しかし!!!
読んでみたところ!!!
あ・・・あれ????
なんか肩透かし感が・・・???
ストーリーが停滞している感じ?
いや、じわじわと進んでいっているのですが・・・寄り道をしているって感じです
この寄り道部分が、今後、どのように本筋にかかわってくるかで評価が変わる巻かな?
その部分を含めて紹介をしたいと思います
作品紹介
人狼のジェオは、森で友人を探す街の警備隊長・ロッドと出会い、 恋をする。 そして病弱な小狼・テオの薬を手に入れるため街へ出るが、 その街を仕切るボス・カミオに気に入られてしまう。 怪しげな取引の場でジェオは薬を打たれた影響で狼に変化し、 人を襲ってしまい、その姿をロッドにも見られ、逃げ出すが…。 互いを想うがゆえにすれ違う―― 寡黙な警備隊長×心やさしき人狼の異種恋譚!!
「人でない狼 2巻」のここが面白い
ロッドに罪を告白したジェオ!新キャラのリカルドが登場するが!
森で暮らす人狼のジェオ
一緒に暮らすちびっこ狼のテオのため、薬を手に入れようと街に出ます
しかし、お金を盗まれ、薬を手に入れることができず、その街を仕切るカミオに気に入られ、薬を手に入れるため組織の一員となるジェオ
全てはテオの薬を手に入れるためとがんばるジェオだったが、カミオはジェオの思い人である警備隊長のロッドと敵対する相手だった
1巻ではジェオを挟んでにらみ合うカミオとロッドの緊迫するシーンにむちゃくちゃキュンってなりました!
2巻では、ジェオと再会したロッドが、街に出てくるなら自分を頼ってほしかったと言います
けれど、ジェオは、ロッドの親友のニールを崖から突き落としたことを大好きなロッドに知られなくなくて頼ることができなかったのです
猜疑心に苛まれたジェオは、ついに、ニールを殺したのは自分だとロッドに告白します
はい!ここ!!!
自分の罪を告白したジェオは、ロッドの驚く顔を見て、これ以上、嫌われたくないといわんばかりに、再びロッドの元から逃げてしまうんですね
もうね~・・・
ロッドもジェオのことが好きなの!!!
だから!なぜジェオを追いかけないんだぁぁぁ!!!とむっちゃ憤慨!!!
ようやく再会できたのに・・・再び離れ離れになってしまうふたり・・・
個人的には、このふたり+カミオにだけスポットが当たってほしいのですが、2巻ではヤリチン男のパン屋のリカルドが登場する
このリカルドが物語の動きを止めているんですよ~・・・
セフレもいて、息を吐くように目の前にいる好みのタイプを口説いちゃうリカルド
リカルドがジェオのことを本気で好きなら面白いが、明らかに、本気じゃない感がプンプンするため、どういう立ち位置で登場してきたのかがわからないためイライラする~!!!
しかし・・・
どうも、このリカルド・・・カミオとかなり仲が悪い様子で・・・
ストーリー的には今後、大きなかかわりをもってくるキーマンなのかもしれません
もう・・・今後の展開を待つしかない状態です
海ホタルの感想まとめ
個人的には、ジェオを挟んでロッドとカミオが敵対しあう姿が面白かったので・・・
そこを、もっとクローズアップしてほしかったです!
ジェオに再会できて、ナチュラルにキスをするロッドにはキュンってなったし~!
いやー・・・真面目で寡黙なロッドのこの手の早さ・・・
胸がときめいちゃいますよね~!!
でも、その後、逃げられちゃってるけど・・・
ひとつ気になるのは森にいる神様の亡霊の存在ですよね
この神様の亡霊が物語の大きなカギのような気がします
思い合っているロッドとジェオ
なのに、2巻の最後の方では、ロッドは町長から森にいる獣を刈るよう命令されています
思い合っているふたりがどうなるのか?!
今後の展開に期待したい作品です