森世先生の新刊に「純愛」の文字が踊っています!そりゃ、読んじゃうでしょ!!読んで当たり前でしょ!!
期待で胸いっぱいにして読んでみたら、むっちゃ、面白かったわ・・・双子ちゃんが出てくるんだけど、どっちがどっちだかわからなくて、途中、むっちゃ翻弄された・・・
今まで数々のオメガバース設定を読んできたけど、こういうパターンは思いつかなかった!!森世先生、天才!?
わたしの文章力で、このコミックの面白さをちゃんとお伝えできるか正直自信がない・・・(けど、書いちゃう・・・)
そういうわけで、本日は、森世先生の新刊「あいとまこと」レビューです!!おつきあいくださいね!!
目次
作品紹介&あらすじ
あらすじ
元カレの負債500万円を抱えた斗和(とわ)。
彼は借金返済のためイケメンな双子と3ヶ月間の主従関係を結ぶことになった。
超高級マンションでセレブ生活を送る双子は仲が良く、初めは斗和も2人の様子を微笑ましく感じていた。
しかしある晩、双子がしている場面に遭遇してしまう。実は双子には悲しき過去があり…。悩める人間たちのラブドラマ。引用:オメガバースプロジェクト公式HPより
「あいとまこと」のここが面白い
そっくりすぎる双子に読者が翻弄される
オメガバース設定です。
元カレの借金を肩代わりしちゃった人のいいΩの斗和(とわ)。街中で途方にくれている時に、イケメン双子である誠司と愛司に3Pをすることを条件に拾われる。
表紙を見て、3Pの流れがくることは想定内だったし、誠司と愛司がムフフな関係であることは、あらすじを読んで、了承済み!!
しかし!!誠司と愛司が、番関係であることは想像できなかった!!
兄弟だけど、番(つがい)!!鏡を見ているかのように似ているふたりなのに、番(つがい)!!
みなさん!!ただの恋人関係じゃないですよ!!体だけの関係でもありません!ラブラブな「つ・が・い・関係」なんです!!
けれど、ラブラブなふたりなのに、どうして第三者(斗和)を入れちゃうのかなー?
その理由を知りたくて、どんどん話に引き込まれてしまったわー。
しかし、引き込まれつつも、ほんとにそっくりの双子ちゃんだから、今、喋っているのが、誠司と愛司・・・どちらなのかがわからないって部分が所々にあるの。
これ、絶対、わざとだよね!!
森世先生の手のひらの上でぐるぐる回るがごとく、「あれ?斗和といい雰囲気になっちゃったのが・・・愛司?あれ?誠司か?じゃあ、このセリフは実は、愛司が喋ったセリフってこと・・・?」ってな具合で、むっちゃジリジリしたし、持ってる読解力を総動員したわ!
最後は、からまった糸をほぐしてほぐして、はじめから終わりまでのキレイな一本の糸にした時のような快感が味わえた!はああああ!!!すっきりしたーーー!!!
状況を完全に理解してから読み返すと、これまた、面白くて・・・二度読み、三度読みして楽しんじゃったよ!!
愛しさと恋は別物・・・でも、好きって気持ちは本物なんです
誠司と愛司が番になった回想を綴った回は、ほんと、切なかった・・・
生まれた時から一緒で、大好きな弟なんだけど、同時に、一番近くにいるがゆえにライバル視してしまうって気持ちはよくわかるし、そういう感情が上手くコントロールできない未熟な時に、番になってしまったことで一生の相手が決まってしまう悲しさはオメガバースでしか描けないストーリーだと思った。
誠司と愛司は、お互い兄弟で番になってしまったのは自分が悪いと思っているし、お互いお互いに償いたいと思っている。
相手のことが好きだから、一人にできない。させられないっていう深い愛情は恋に似てる。けど、そこに、独占欲や執着はないのであれば、恋ではないんだよね。
そんな前にも後ろにもすすめない悲しい双子の前に、人がよくて深い愛情を持った斗和が現れたことで、ふたりのバランスが崩れていくんです。
まとめ
森世先生が大好きな私なんですが、いくつか、ラストの救いの部分がわかりにくい作品があるんですよね・・・でも、こちらの作品は、ラストはニヤニヤしながら楽しむことができました。
オメガバースですから、ムフフなシーンは多めです。かわいかったり、激しかったり、痛さもあったりと、けっこう、いろんなエロが楽しめる感じに仕上がってます。
残念なのは、誠司→斗和←愛司となった後の3人のプレイが見たかったってことかな?
ENDを迎えた後の、この3人のラブをまだまだ読みたいです。できれば、末永く、3人で仲良しケンカップルになってくれてもいいなって思います。
森世先生の次回作にも期待したいです!!
Ωバース作品は好きなので要チェックしますね。
もうバイオリズムは落ち着きましたか? 生きていたら色んなことがありますね。。
私の最近の悩みはBL貧乏なんですよ。お小遣いをBLにつぎ込んでしまうこと。BLに夢中になり電子や書籍で買ったり,近くにbook offが3軒もあるのも原因で、特に電子書籍というのはチケットを買ってもすぐ消えちゃうんですよね。。現金で買った感覚が余りないから金銭感覚が麻痺しつつ・・・あって、これじゃいけないと少し反省してるこの頃なんですよ。。自由に月に何万も使えたら・・なんて自分のBL欲が怖いです(笑)毎月のBL予算は5000~10000円なので納まるように頑張りますね。。
sayurinさんへ
ご心配おかけしました。はい。体は、ほぼ、元通り動ける状態になってきました!!とりあえず、歯痛&頭痛が治まったのでよかったです。
sayurinさんのところは、安いブックオフがあるからうらやましいですよ。あの後、「是」がどのくらいで売っているのかっていっつもチェックしますけど
こちらでは、sayurinさんのご近所のブックオフのような値段では置いてないですよー!!
わたしも、新刊が出ると、チケットがすぐに消費されていきます。月にいくらまでって決めていますけど、ほぼ、自分の小遣い丸々BLにつぎ込んでいる状態です。
面白いBLが次から次と出ますからね・・・すごい世界ですよね。