カラフルなお花が飛んでいるキュートな表紙がとっても印象的な「ちょっと待ってよ、花屋さん」読みました!!
わたし、町屋はとこ先生は初読みで・・・
どんな作風か全く先入観なしに読んだんだけど・・・・
表紙のほのぼのさを裏切られるほどの、なんかムワッとしたエロい感じの結合シーンに度肝を抜かれました・・・
えっと・・・大人女子テイストのBLコミックです。お子ちゃまには、まだ早いです。いや・・・むしろ、お子ちゃまだったら、このムワッとしたエロちさはわからないかもな・・・いやいや・・・そんなことないな・・・
やっぱり、大人女子向けのBLコミックです!!
そういうわけで、アテンション出します・・・
では!!レビューに行ってみよう!!
目次
作品紹介
「ちょっと待ってよ、花屋さん」のここが面白い
高校生が10歳年上の花屋に恋に落ちる流れがちょろすぎる!
超ポジティブシンキングの高校生の翔なんだけど、ある日突然、父親が失業し、大学進学をあきらめ就活することになってしまう。慣れない就活は上手く行かず、とことん凹んでいた時に、学校への通学路にある花屋の半田さんと出会う。
出会い頭から積極的に翔と付き合いたいってアピールしてくる半田さんなんだけど、翔はノンケなので、全力で逃げようとするのね。だけど、たまたま、病気で倒れた半田さんを看病することになり、弱っている半田さんの姿に胸ときめいてしまう。
その後も、病後の半田さんの手伝いをしていくうちに、ときめいてしまって、あれよあれよと、完全に恋に落ちてしまうの・・・
って!!
ちょろすぎじゃねーーー!!!
ノンケの高校生なんだよね!!熱を出して弱っている半田さんの姿にときめいてしまうのは理解できる!!
確かに、半田さんかわいいしね!!
でも、どう考えても展開が早い!早すぎる!!!
ノンケでも男相手に「かわいい」って思うことはあると思う!!思うが、ノンケが相手のブツを握れるほどの恋にこんなに簡単に落ちるのだろうか?
でも、まあ、翔も、ちょうど、ハートが弱ってるところに、猛烈にアピールされたっていうのも大きかったのかな?
たしかに、女性なら心が弱っている時にやさしくされたら、コロっていっちゃうもんな・・・
展開の早さにびっくりしたが、初ちゅーのシーンとか、むっちゃかわいいねん・・・
こんなかわいい初ちゅーシーン見せられたら、展開の早さを受け入れるしかないわって気持ちになるね。
面白くなるのは、くっついてから!!
くっつくまでが早急な感じもしたんですが、町屋先生の描き方が上手いので、「それはそれ。これはこれ」という感じで、けっこう楽しく読むことができます。
わたしが、「面白いやん!!」ってなったのは、ふたりがくっついてからですね。
父親の失業に就職よりするはずだった翔が、やっぱり大学進学を選び、半田さんの家で同棲することになるんですけど、夜の営みが、ノーインサートなんです。
まあ、リアルなゲイの場合、インサートなしの触りっこのみって方が圧倒的に多いらしいですもんね!
でもね。半田さんの場合は、そういうタイプなわけでもなく、10歳も年下の男の子をこっちの道に引きずり込んじゃったって罪悪感から、理性をなくすほどの行為に踏み出せないんですね。
この人、翔を落とす時は、イケイケだったのに、いざ、くっついたら、逃げ腰になっちゃうタイプの受けみたい・・・
そんな半田さんの心を知らず、花屋を営む半田さんの役に立ちたいと学生なりにいろいろがんばっちゃう翔
でも、学生ならではのやり方で半田さんの経営方針とはちょっとズレてて、少しずつ、ふたりに距離ができてしまいます。
半田さんは、どんどん「このまま別れるのかな・・・」って不安になってくるんですね。
もう・・・ここらへん、読んでて、キューンですよ。
この「あれ?別れるかな?」って空気を感じるときって、ほんと、胸が痛むときだよね。
ひとりで考えてて、どんどん寂しくなって「翔とセックスしたい」って気持ちでいっぱいになっちゃうの。
大人ぶってないで、素直にそう言おうって、年下の翔に甘えようとがんばる半田さんにキュンってきちゃいます。
んで、本編最後、隣で眠りにつこうとする半田さんを見つめる翔のまなざしにもキュンキュンします。
10歳も年上の男が可愛く見えるって、ほんとすごいよね。
くっついてからの後半は、キュン度が高かったです。
エロシーンがなんかすごかった!!
ガツガツってかんじじゃないんだけど・・・局部描写がすごいとかでもないんだけど・・・
こう、湿度が高い感じのムアッて感じのエロなんだよね・・・細かい描写部分にまで目を向けると「あ、男同士だ」って感じの描写が散りばめられてて、読んでて、なんか恥ずかしかったです・・・
女性週刊誌に載っている大人男性向けのエロスなマンガってあるでしょ?それを思い出しちゃいました。
(女性週刊誌に載っているエロスマンガを読んだことがない人にはわからないですよね・・・わかりずらい例えですみません)
まとめ
町田はとこ先生は、けっこう冊数を発刊されている作家先生なんですかね?がっつりした固定ファンが就いている感じのクチコミがネットで踊っていました。
単行本の形になるのは3年ぶりのようで、ファン歓喜!って感じのコミックだったようです。
作者様があとがきで「萌え、キュン、ラブを胸に描いてきました」ってあるんですけど、たしかに、そういうテイストを楽しめる1冊だと思います。
どんな作品か気になった方は、下にあるストアボタンを押して、試し読みしてみてね!!
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