こんにちは!海ホタルです
黒井つむじ先生、初読みですね!
男子高校生BLが好きなので読んでみました!
いやー・・・絵が巧いです
男子高校で繰り広げられる仲良しふたりの恋愛が澄み渡る空のようにすがすがしく描かれています!
表紙のイメージを裏切らない作品!
表紙を見て、興味を持ったなら読むべし!!!
では紹介に行ってみましょう
目次
作品紹介
退屈な高校生活を送っていた七種 一誓(さえぐさ いっせい)の前に、キラキラとまばゆい髪色の転校生・新内 亨(あろち とおる)が現れる。
進学校では珍しい派手な外見と無愛想な態度で、一気に目立つ存在になった新内だったが、彼は転校早々、学年テストで1位をとる秀才だった!
ある日、お互いの共通の趣味をきっかけに2人の距離が急接近。
仲良くなった新内は無防備でめっちゃ可愛い!!
七種はそんな新内から目が離せなくて…
「ボクたちはまだ青く」のここが面白い
共通の趣味と青春と友情と恋のフルコンボ!
色素が薄い、いつもしかめっ面の転校生の新内
そんな新内のことがなぜか気になって、いつも、ちらちらとみているクラス委員の七種
ある日、テレビでロケットの打ち上げの瞬間を見て、計算通りの軌道に乗って高く打ち上げられるロケットのイメージが新内と重なる
周りと打ち解けられず、いつも一人の新内
でも、まっすぐな姿勢で迷いがない姿は、自分の好きな打ち上げロケットと似ていると思った七種は、新内も、ロケットに興味があることに気づいて、それをネタに仲良くなることに成功!
そして、新内が、いつもしかめ面していたのは、色素が薄い分、目が光りに弱いためだったことを知る
仲良くなると、笑ったり嬉しそうな顔をしたり・・・いろんな表情を見せてくれるようになる新内
そんな新内を見ていると、つい「かわいいなー」って思っちゃう七種
最初は、「かわいい」なんて気のせいだなーって思っているのだが、自分にだけ懐く新内のことを「好きだな」って気づくまで、それほど時間がかからなくて・・・
告白したら、それはそれで面倒だろうな・・・と、一番近い友達として、新内を独占していく新内
でも、新内が、無邪気に自分のことを信じて懐いてくるから、つい告白しちゃうのです・・・
「ロケット」という共通の趣味があるふたり
時々入る、広い青空の光景が、新内のイメージにぴったりで、七種から見た新内のイメージがすごく伝わってくる
寝る時に、なにげにくっついて寝たりしたりするのは親友の特権!
お互いに「おまえがいないとつまらないよ」というシーンとか・・・男子高校生らしくていいなーって思いました
で、気持ちが通じ合った時の抱擁が最高!
「俺、明日、死ぬんじゃないの?」って・・・もう!アオハルですよ!!!
読み応えがある230ページのボリューム!
これ・・・第7話まで収録されてて、ページ数が230Pほどあるんですよー
1巻完結のコミックの場合、大抵、第5話まで収録ってことが多くて
読みながら「あれ?まだ続く・・・まだ続く・・・」と思いながらページをめくりました(笑)
ふたりがくっつくのが第5話
たぶん・・・普通なら、ここがクライマックスでエンドってパターンが多いと思うんですけど
この二人の場合、付き合った後の大学受験までが描かれているんですね
大学受験・・・
今、ちょうど、シーズンじゃないですか?
そのせいもあって、わたしは、ふたりが無事に同じ大学に行けるかまでドキドキして読みました
でも、口コミを見てみると、間延びした感じがしたってご意見もありました
それも、なんかわかるんですよねー・・・
本来なら、ここでエンドでしょってところから、まだ、少し続いたので・・・わたしも、ちょっと間延び感を感じたので・・・
でも、大学合格と同時に、初エロに突入するシーンとか、すごい良かったんですよー
大学受験に合格してから初エロ!
ふたりの健全さと真面目な性格がよくわかります
うれしさダブルの初エロでした!
海ホタルの感想まとめ
なんていうか・・・同じ夢を見て同じ速度で歩ける感じのふたりの恋って感じです
でも、タイプは違うふたりなので、一緒にいることで気づきもあって、それにちゃんと気づけるのがいいなーって思いました
青空の中にスッと一本線が入るって描写がよく出てくるのですが、読むと、そういうすがすがしい気持ちになれるBLです
描きおろしの七種の「最後の男にしろよ」ってセリフには、胸がキュンってきます
いつまでも末永く仲良くつきあってほしいふたりです