こんにちは!海ホタルです
drapさんから、本日3作品電子配信されましたねー
んで!その中から、こちらの記事では「Luck」の紹介をしています
「Luck」はねー
連載中、すっごい面白かったんですよー
攻めの子の真意がつかめず・・・なにか裏があるんじゃないの?って、読むのが楽しくて仕方なかった!
でも!
同時に「うん???」って部分もあって!!!
そこら辺を含めて、どんなお話か紹介したいと思います(^^♪
今までの暮田マキネ先生の作品とは一味違う作品なので!
ぜひ参考にしてみて!
目次
作品紹介
一日の行動を占い通りに過ごす大学生・蛯原天は、ある日、大学で有名人の鳥飼寿里に突然話しかけられる。それからというもの「君のことならなんでもわかる」と言われ、なぜか付きまとわれてしまう。寿里の押しの強さに戸惑いが募る一方の天だったけど、占いで“人の誘いは断らないで”というアドバイスがあった日に、寿里から「泊めてよ」と詰め寄られてしまい…?
「Luck」のここが面白い
爽やかで強引!それでいて紳士・・・でも、なにかが胡散臭い
元カレがハマっていた占いアプリにハマっている大学生の天
その占いアプリどおりに過ごせば、本当に、幸せになれるのかと、占いどおりに一日を過ごすことが日課になっていた
そんな天に爽やかな笑顔で近づいてきた人文科学部 心理学科2年に在籍している鳥飼寿里
爽やかイケメンで有名人の寿里は、初対面の天を口説きだす
「そんな声をしていたんだね・・・僕好みだ」ニコッ
「僕、君の事ならなんでもわかっちゃうんだよ」ニコッ
「付き合っちゃおう」ニコニコッ!
初対面でいきなり脈絡もなく口説きだす寿里に警戒心いっぱいの天
だけど、天がどんなに突き放しても、寿里は、めげずに近寄ってくる
断っても断っても近づいてくる寿里は、一見、強引なようでいて、天が、本気で「イヤだ」と言えば、それ以上は押してこない
天としても害がないならつっけんどんにする必要もなくなって・・・いつの間にか、寿里と一緒に行動する時間が増えてくる
一緒に増える時間が増えれば、寿里にナチュラルに口説き文句を囁かれることも増えるわけで・・・
「こんなやつは自分の好みじゃない!」と思いながらも、寿里の、爽やかな笑顔に陥落・・・
一線を超えちゃいます
しかし、この時の展開が、元カレと再会した天の弱った心につけいったようにも見えなくもなくて・・・
天も、自分自身でそれに気づいているから、寿里が「恋人」だと言っても、それを信じられない
でもね・・・寿里のことを100%信用できない天の気持ちもすごくわかるんですよねー
なぜなら、寿里がむちゃくちゃいい人すぎるんです
どんなに冷たくしてもニコニコしながら近づいてくる
ツンツンしている天の言葉尻をとらえて、天のことを「やさしい」と褒める
もうねー・・・こんだけやさしくて、笑顔が爽やかすぎると・・・
逆に「なにか裏があるんじゃないの?」と思っちゃうんですよね~
寿里の秘密は後半にわかります
「幸せ」になりたいから、占いアプリにハマって、その占いどおりに一日を過ごす天
人の行動心理に興味がある寿里
「運命」という甘美な言葉の響きの答えを知りたいふたり
暮田マキネ先生なりのアンサーを楽しめます
今までの作品とちょっと一味ちがう?
暮田マキネ先生の作品と言えば・・・
健気で小さいくて・・・ちょっと不憫で庇護欲をかきたてる受けをよく描かれていますよねー
ちょっと薄暗くって、最後は、かわいそうな受けが幸せになる作品が多い
しかし、こちらの作品は、受けの体格は比較的男性らしい身体をしています
ちびっこでもないし、庇護欲をかきたてられる目もしていません
そして・・・薄暗さもないかな~・・・
あと・・・エロの方も・・・暮田マキネ先生の作品にしてはあっさりだったかも~!(←やってることは濃厚っぽいんですが・・・そこらへんの描写は全カット!セリフで匂わせだけ~!ちょっと悲しい~!!!!)
ここがどうなの?
ほんと、面白い作品だったのですが!
私は、最後、いきなり幕が下りた感を感じました
正直・・・「え?なんで寿里を許しちゃったの?」と思いましたねー・・・
ページ数の問題なんですかねー?
それとも、わたしが行間を読み取れてないんですかねー???
海ホタルの感想まとめ
暮田マキネ先生は、言葉選びがすごくドラマチックで~
今作も、なかなかドキッとするモノローグやセリフを楽しめました
「運命」や「占い」が出てくる時点で、ややドラマチック寄りかな?
最後は、ちょっと残念でしたが、画はきれいだし、ツンデレな受けがかわいいし、途中のドキドキ感もよかった!
なかなか読み応えがある作品です