こんにちは!海ホタルです!
本屋さんで買うかどうか迷いに迷って見送った
なんで、紙書籍と買わなかったかというと・・・
私自身はケモミミBLは大好物なんだけど・・・ちょっと、読みすぎて食傷ぎみということもあって・・・
まあ・・・最近は、あまり即買いしていないんですよね・・・
だから、電子配信されてからでいっか!って感じで見送ったわけですヨ
そしたら、配信当日から、口コミで高評価があがるわ。あがるわ!
その口コミを読ませてもらって、期待いっぱいに読ませていただきました!!!
結論から言うと・・・
「かなり!面白かった!!!」
世界観がしっかりしているのがよかったし、あるある展開じゃないのが面白いと思いました
でもね・・・うん?って、ちょっと引っかかる部分もあって・・・
そこの部分を含めて、紹介したいと思います
では!いってみましょう!!
作品紹介
異種間カップルの人外結婚BL。異種な上に“いけ好かない”同士の婚約。狼族には“嫁体化”(かたいか)というしきたりがあった――。兎族の少年・楓は、村のために 狼族の名家に嫁入りすることになった。人身御供のような結婚に腹を立てながらも持ち前の負けん気で前向きに婚約者と対面した楓だったが、跡取り息子の練は、なぜか冷たくつっけんどん。しかも着いて早々、「異種間で番になるためにお前の体質を変える」と楓は“嫁体化薬”という薬を飲まされ、指で後孔を抉られた
「狼への嫁入り~異種婚姻譚~」のここが面白い
兎の耳と尻尾を持った兎族に生まれた楓
悪天候のため村に農作物が不足による食料不足の危機が訪れるんだけど
そんな時に狼一族から食料を提供する代わりに花嫁がほしいと提案があるのです
こうして、兎一族の中で唯一、独身だった楓が、まるで人身御供のごとく狼一族へと輿入れすることになるのです
納得がいかない複雑な気持ちを抱きながらも狼一族へと嫁ぐことになった楓
気の強さから、自分を生贄みたいに扱ったやつらより何千倍も幸せになって見返してやる!と心に誓うのですが・・・・
嫁いだ先で出会った夫は、楓に興味を示さない
狼との性交をうけいれるために、婚礼までの1か月間、後孔をほぐすという“嫁体化”というしきたりを強要されるのですが
羞恥に耐える楓をよそに、それさえも、まるで事務仕事のように淡々と行う未来の夫
最初は、おとなしくいい子ちゃんぶっていた楓も、この未来の夫の自分への興味のなさに、イライラし、怒りをぶちまけ素の自分を出していくのです
感情が死んだかように何事にも興味を示さない狼一族の夫と、思っていることがなんでも顔にでちゃう楓の気持ちがちょっとずつ近づいていくところがとても面白かった!!
このふたりはケンカップルになるのかな?
思っていることをポンポンいうふたりの姿もとてもテンポがよかった!
気持ちがようやくつながって、狼である夫の歯型だらけにされる楓の姿が本当にかわいかったです!
今すぐ試し読み!
とにかく絵がうまい!展開が面白い!
ストーリーも面白かったんですけど、なによりもおすすめできるポイントは、絵の上手さ!!!
躍動感のある登場人物たちの生き生きとした描写は、すべてのコマにちゃんとなにかしらの流れがあるんですよ
こう・・・なんていうか・・・無駄なコマがない!!
この綿密さは、まるでアニメーターのようです!!
コミックの最後に、登場人物の緻密な設定が書かれているんですけど
これだけのバックボーンを考えてお話を作っているというのがこれまた驚き!
わき役の設定まで細かい字で書かれています
ここが、残念だったかも!
画はうまいし、ストーリーもあるあるじゃないし、読みごたえもあった作品なんですが
個人的に、「うん?」と思ったのは
攻めの練がいつから楓のことを好きだったのかがよくわからなかった
自分の従兄弟が楓に手を出していたと知って、ケモノ化するシーンがあるのですが
これは、理性がなくなるほど嫉妬したってことだと思うんですよね
でも、そこまで楓のことが大事になっているとは!
え?いつの間に??って感じで・・・
ぼんやりと、楓に対して好意を持っているっていうのはわかるんですけど
強い執着のようなものは見えないので、そこが、ちょっとちぐはぐな感じがしましたね!
でも、攻めの練が楓に興味を示さなかった理由は、後だしで「実は・・・」っ感じでちゃんと描かれていて・・・
これのせいかでわかりづらいのかな?って気もするんですがね・・・
練の気持ちが、楓にどう向かっていったのかがわかりづらかったのが残念でしたね
練視点の描きおろしなどがあれば、よかったんではないかと思います
海ホタルのまとめ
こちらの作品がデビュー作ということで!
今後の活躍が楽しみですよね
なにより、絵が上手い!!!
ストーリー性もある!!!
世界観も素敵!!!
脳内でアニメとして変換できるほどです!!!
ケモミミBLがお好きな方はぜひ!試し読みしてみてくださいね☆




