こんにちは!海ホタルです
こちらの作品・・・ただいま、ちるちるさんのレビューランキングで1位をキープしています(2021年11月14日時点)
ノーチェックだった作品でして、気になって見て読んでみました!
そしたら、すっごく面白くって!
1位になるのも納得!
オメガバースBLですが、「この感覚は新しい!」って驚きがたくさんありました
どんな作品なのか?とさっそく紹介してみたいと思います
目次
作品紹介
「ごちそうΩはチュウと鳴く」のここが面白い
「被食者」「捕食者」設定にむちゃくちゃ萌える!
オメガバース&獣人BLです
オメガバース&獣人という設定は、そこそこ今までも読んできて、さほどめずらしくないのですが・・・「ネズミの獣人」というのはめずらしい!!
さらに、この作品の面白いところは、「被食者」「捕食者」設定があるところ
捕食者は、ライオンやキツネなどの強者
被食者は、ウサギやネズミといった弱者
大昔・・・動物だったころの記憶が遺伝子レベルで残っているライオンやキツネの獣人たち
普段は理性を保ち、被食者だった獣人たちと一緒に仕事をこなしているが・・・
なにかのきっかけで理性の箍が外れると?
被食者である獣人を食べたい衝動が沸き上がってくるわけです!!
なのに・・・
このマンガの主人公である胡桃沢は漫画家で、ネズミ族(被食者)オメガ!!
担当編集者がキツネ族(捕食者)である宇迦野でして・・・!!
胡桃沢は担当の宇迦野に「食料」として見られていると思っていて、打ち合わせが憂鬱で仕方ない
この何を考えているかわからない細目顔が好きって人は絶対に多そう!
ひくつな胡桃沢は、いつ、宇迦野が食料として自分のことが食べたくなっても仕方ないとビビりながらも、自分は餌界のスーパーエリートのネズミなんです。と痛々しい自虐を繰り返す!
そして・・・
いきつけのバーで、一人で飲んでいたら、信頼しているバーテンダーにクスリを盛られちゃう胡桃沢
クスリのせいで発情がはじまってピンチに陥ったところを宇迦野に助けられて!
危機一髪で貞操を守った胡桃沢だが、発情期は一週間続くわけです
発情期が一週間も続けば?
次の締め切りが間に合わないというピンチに!
「わたしとセックスしたら、一発で発情期が終わります」とニタリ顔の宇迦野
うへーって顔になりながら宇迦野と一線を越えちゃうのです!!
でも、胡桃沢は、社会的弱者だからこそ、この仕事にしがみつかなくては!って、すごく必死なんです!
当て馬登場で盛り上がる展開に!
一線を越えたからと言って、即、ラブラブにはならないふたり
宇迦野は、胡桃沢に対する好意をちゃんと言葉に出して伝えますが・・・
なんとも、細目が胡散臭く見える・・・
胡桃沢も、宇迦野の思いは、自分のことを「餌」として見ているからだろう~!となかなか信じません!
そんな状態の時に、胡桃沢の大学生時代の後輩が登場します
この後輩が当て馬的役割になるのですが!
ここら辺は、宇迦野の胡散臭い見た目を裏切る本気度が見えて楽しかったです
ページ数は204ページなんですが・・・
このページ数の中で二転三転するのも面白かったです
すごく読み応えがありました!
捕食者×被食者エロがすごく面白い
「捕食者×被食者」って設定がすごく面白くて
特にエロシーンがよかった!
エッチの最中・・・情けない顔になる胡桃沢を見て、どんどん興奮していく宇迦野
食べたいって欲求と戦いながら胡桃沢を犯す宇迦野のコーフンが伝わってくるエロがいいんですよ~!!
胡桃沢は、かわいいキャラでもイケメンキャラでもなくって!いつも情けない顔の弱者顔なのですが!!
でも、その弱者顔が真っ赤になっている顔がむちゃくちゃそそる~!!!
いや・・・ほんと、エロシーンが最高すぎた・・・
海ホタルの感想まとめ
むちゃくちゃ面白かったです
コミカルでテンポがよくてエロがいいの三拍子がそろっている!
常に情けない顔をした受けも、どこか胡散臭い顔をした攻めも個性的ですごく魅力あふれているし!
ネズミの獣人と言うのが、すごく新しかった!
強者の獣人にとって弱者の獣人が「餌」に見えてしまうって部分も・・・いつ食べられるかわからないとハラハラさせられました!
とっても面白いBLコミックなので!
ぜひ、未読の方は試し読みをチェックしてみて!
まんまるとした姿はハムスターっぽくてむちゃくちゃ愛らしいのよ~♥