こんにちは!海ホタルです
わたし、記憶喪失ものって大好きなんです~!うふふ!
って!これ言うの何回目~!?(笑)
で、毎回言ってるけれど、けっこうな量を読んでいるから、第1話の終わりあたりにはある程度、展開がわかるんだわー!
円藤エヌ先生は初めて読みましたが、とっても絵がお上手な先生でした~!
こういうタイプの絵は大好き!
では!紹介に行ってみよう
目次
作品紹介
ページ数182P設定 記憶喪失
テイストせつない
レーベルダリアコミックスe
エロ度数 ←本編ではなし。描き下ろしでちょっこし有!
大学生の昴は、事故で一部記憶をなくしてしまう。
それは高校の同級生・壮司と「同居している」記憶。
当時、自分と違ってクールでモテる彼とは話したこともなかったはずなのに――。
退院して2人で暮らし始め、もう一度壮司のことを知っていく昴。
意外と世話焼きで心配性な彼から、ふいに見た事もない優しいまなざしを向けられていることに気づき…。
「僕の中に君がいない 」のここが面白い
記憶を失ってざわつく心・・・この男は誰?
事故に合って病院に運び込まれた昴
目を覚ますと、自分のことを見て泣いている男がいて!
男は「よかった・・・目覚めなかったらどうしようって・・・」って言うけれど
昴には彼が誰なのか思い出せない!
自分の名前も通っている大学のことも覚えているのに、目の前にいる彼の記憶だけがすっぽり抜け落ちている
なのに、自分は、その彼こと深沢壮司と同居をしているというのだ
昴は天涯孤独の身で頼れる家族がなく、壮司と暮らしていた家へと帰るのだが
家に帰ると、自分を見て寂しそうに笑う壮司の笑顔や、ペアの歯ブラシ、一組しかないベッドに胸がざわつく昴
高校時代のアルバムを見て、優等生で有名人だった壮司が同じ高校に通っていたことは思い出せるが
そんな優等生と自分がなぜ同居をしているのか?
肝心な部分が思い出すことができないのです
見どころは壮司のつらい心情部分
はい!このお話の見どころは、攻め役の壮司の表情の数々!!
恋人に自分のことだけを忘れられて、一番、傷ついているのは壮司なのに、記憶をなくした昴のことを常に気遣って笑っているんです
その笑顔は、時にさびしそうな笑顔だったり、気持ちを抑えるような笑顔だったり・・・
気を遣う昴に「友達なんだから気を遣うなよ」というシーンとか!
絶対につらいだろうな~・・・って思いながら読んだ!
さらに、途中から、ふたりの高校時代の出会いのエピが入りますが、ここは壮司視点で描かれます
「医者の息子」「優等生」・・・肩書でしか壮司のことを見ない周囲の人たち
もやもやした気持ちを抱えながら、「優等生」の枠をでることができない壮司に、昴だけが、普通に接してくれた
先に好きになったのは壮司の方で・・・
昴が告白を受け入れてくれて、一緒に住み始めることになった日・・・
壮司は、人生最高の幸せを感じたんです
なのに・・・・今、目の前にいる恋人は自分のことを忘れている!!!涙!!!!
せつないですよね・・・
でも、全体に重くならないのは、恋人に忘れられた壮司の気持ちはあまり文字では表現されていないせい!
高校時代のエピ以外は、昴視点になっているので、壮司の表情から、壮司の胸の内を読み取らなきゃいけない
100%読み取れたら、もう、胸がいたーーーーい!ってなると思う作品です
実は、個人的には、なんで、全部、壮司視点で書かなかったんだろう?って思う部分もあるんですよね・・・
でも、まあ、壮司が主人公になったら、ものすごく暗くなった気もする(笑)
明るくって元気な昴が主人公で正解なのかも!
最後は、ちゃんとハピエン!
愛し愛されている仲良しカップルだった二人に無事戻れてよかったね!と思えるラストです
エロシーンはあるの?ないの?
昴も壮司も、擦れていなくてとってもいい子で・・・
こう・・・色欲とかなさそうってタイプの好青年キャラでして・・・
中盤戦あたりで、エロがなくても驚かないなって感じです
その予想を裏切ることなく、本編の方では、最後までエロなし!
「だよねー・・・この2人があんあん言っているの想像できないわー」って思っていたら?!
描きおろしでちょっこしエロシーンがあった(←結合してた!びっくり!!)
描きおろしは13P!「そばにいて」
壮司が昴の足をペロって舐めるシーンがあるんですが、足の筋がきれいに出てて、いい足だな~って思いながら眺めちゃいました
画が本当にお上手です!
海ホタルの感想まとめ
絵のテイストや、登場人物の雰囲気がみか先生の「君には届かない。」と似ていて!
もしかして、パラレルワールド?と夢見ちゃいましたよ!
でも、「君には届かない。」のふたりが、こんな風に同棲する日がくるといいな~って思いながら読んだ!
ふたりとも擦れていなくて、とってもいい子で、リアルな現実的つらさがない漫画の中にだけ存在するキャラクターって感じです
だからこそ、読んでて、心が和むし、癒されちゃう
描きおろしでエロがちょっこしあるけど
好きな人が自分の腕の中にいる感動で2人そろって泣いているからね!
読後に表紙を見ると・・・「ああ!ほんとにいい子たちだった~っ!」て心が温かくなります
いつまでも擦れることなく、末永く幸せになってほしいです