こんにちは!海ホタルです
相葉キョウコ先生!初レビューです
けだるい姿の攻めの表紙に思わず手が伸びてしまうコミックですよね!
幼なじみBLです
気になっている方も多いと思うので!紹介したいと思います
目次
作品紹介
「ディレイル」のあらすじ紹介
面倒見がよくて友達も多い光
しかし、光と幼馴染のハル(←表紙:黒髪)は、光しか友達がいない
光のことが好きなハル
自分にはハルしかいないように、ハルにも俺だけしかいなくなればいいのに!
その願望を実現するために、まずは、幼馴染という立場を利用し、光とのルームシェアに成功するハル
そんな薄暗い気持ちをハルが隠し持っているとは夢にも思わない光は、ハルが「節約のため」とひとつのベッドを共有し、眠ることに疑問も持たず、ハルの隣で無防備に眠る
そして、光を手に入れるため、数々の駆け引きを仕掛けるハル
ハルの計画は成功し、光と身体の関係を持つことに成功する!
しかし・・・
そこから、ハルにとっての誤算が生じ始める
あっけなく体の関係に陥落した光の表情から、光の考えていることが読み取れなくなってしまう
でも、ハルがほしいのは、自分以外の替えはないというほどの飢えた熱望で・・・計画通り、光をギリギリまで追い詰めようとするのだが・・・
「ディレイル」のここが面白い
病んでいる攻め!?振り回される受け!?
攻めが病んでいますよねー(笑)
自分には光しかいないから、光にも自分だけを見てほしいって!
光のことを手に入れるため、たった一度、光が女友達を家に招いたことをネタにして、自分も女の子を連れこんだふりをしたり・・・
いかにも他の女の子との事後という雰囲気を漂わせたベッドで一緒に寝て、言葉巧みに光の欲情を誘ったり・・・
人を疑うことを知らない光が、まんまとハルの画策に騙されたかと思うかのように描写にワクワクします
ハルも光を確実に自分の手中に堕とすための計画が着々と進んでいると思っているのですが・・・
でも!実はそうじゃない!っていうのがこの作品の面白いところで~!
第一話はハル視点
第二話は光視点で進みます
そして、第二話で明かされるのが、光もハルのことを好きだってことなんですよね・・・
ハルを自分の手中に落とすため、駆け引きをするハルですが、その時、見せる光の表情に「あれ?」と何度か思っているのです
でも、光が自分のことを好きだなんて夢にも思わないから、光のことを追い詰めていくばかり!
そして、光の方は、身体の関係を結んだことで「両思いになれた」と喜んでいたのが、突き落とされてかわいそう!
薄暗い病んでる系のBLかと思いきや、読み進めていくと「勘違い&すれ違いBL」に近いコミックだと思いました
エロシーンはバッチリ!
攻めと受けの心理描写重視でストーリーが進みます
見どころは、エロターンですね!
家のキッチン・・・学校・・・挿入未満の前戯をしています
最後までしないのは、攻めにとっては、「光を落とすための駆け引き」なのですが、攻めのことを好きな受けからしたら、かなりの拷問ですよ・・・これ!(笑)
最後は、ちゃんとラブラブエチにたどり着いていますが、これがとってもよかったです
海ホタルの感想まとめ
ストーリー云々というより、攻めと受けの心情部分にスポットが当たった作品です
心情部分がしっかり描かれてて、同時にエロも楽しめる!と言った作品かな?
個人的には、受けに告白されて両思いになった時点で、最初の「光にも俺だけみてほしい」って思っていた、あのドロドロの執着はどこへ行った?と思っちゃいました
これでは、単純に「両片思いBL」ですよね・・・
試し読みを読んで、ドロドロの病み系BLを期待したら裏切られちゃうパターンです!
個人的には、汚い手を使わないと受けのことを手に入れられないと思っている攻めが、受けから告白されて、ものすごーく動揺しちゃうシーンが楽しかったです
それまでは、悪い顔して受けを落とそうと必死だったので!(笑)
綺麗な絵なので、そこの部分も楽しめる作品です
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