こんにちは!海ホタルです
鶴亀まよ先生の「あかりと彼はなやましい」がついにコミック化しました~!!
わたし、「三上と里はまだやましくない」がほんと大好きなんですよ
そちらに登場してたちょっといじわるで友達想いの「あかり」が主人公のスピンオフになっています
ピクシブでも連載を追いかけていたけれど、コミックの方にはあかりと若宮さんの初結合シーンが描きおろしで収録されていたぞ!!
若宮さん・・・高校生に手出しちゃったか~・・・ニヤニヤ・・・・
では紹介にいってみましょ!!
作品紹介
ノンケのあんたが俺を好きになれんの?
友だち(ノンケ)の男2人がくっついた。ゲイを公言する男子校生・あかりは、それが何だか面白くない。
うらやましい? それとも嫉妬? ……なんじゃそりゃ。
俺にだって、きっといつか「好きな人」ができるはず…! 意気込んで向かったゲイバーで出会ったのは、正論を振りかざすムカつく大人で――!?
「幸せになるのがコワイ」あかりの恋はこんな感じ!
前作で友達の三上と里がくっつくのを邪魔したあかり
そりゃ、ゲイのあかりにしてみたら、目の前にいるノンケの男ふたりがくっつくのは素直に応援はできないはず!
友達ふたりがくっついたなら・・・俺だって高校卒業を待たずに出会いを探すぞ!とゲイバーへ行くあかり
なのに、そこでノンケの従業員におこちゃま扱いされてジュースなど出されちゃって!
一層面白くない気分がピークに!!!
アルコール度数の高いお酒を一気飲みしてつぶれちゃう
でも・・・・
このサイテー最悪の出会いが、最後には、素敵な出会いに代わるんですよ~!!ふふふ
ノンケの従業員は、たまたまその日、そのお店を手伝いに来ていただけのサラリーマンの若宮(26)
酔いつぶれたあかりを自宅で介抱してくれ、帰る場所がなかったあかりに入り浸ることのできる場所を与えてくれる
お人よしなのか・・・それとも来るもの拒まずな性格なのか・・・
入り浸るあかりを邪魔にすることもなく一緒にいてくれる若宮
若宮は、あかりが高校生ながらにゲイということで今までいろんな苦労を重ねすぎてて、「幸せになるのを怖がっている」子だと気づいていきます
それに気づいちゃうと・・・・
「自分がなんとかしてあげたいなー」って気持ちが生まれてきちゃうんですね
でも、自分はゲイじゃないし・・・あかりにはもっといい出会いがあるんじゃないかなー・・・って冷静さも同時にあって・・・
この攻め視点の迷いがすごいよくてですね
迷いながらも、それでもあかりを見てると「なんかしてやりたい」って気持ちが大きくなっていくのがちゃんと描かれている
でも、若宮さんがちゃんとあかりのことを見てやろうって決心した横で、あかりのほうが臆病になっていく
「幸せになりたーーい」って思っているのに、いざ、幸せが目の前に差し出されると「自分なんかが幸せになっちゃだめだ」って心のストッパーをかけてしまうあかりの気持ちがすごく理解できて・・・そこもよかった!!
最後はちゃんとハッピーエンド
幸せになるのがコワイと思っているあかりからの盛大でわがままな告白を聞けてとっても幸せな気持ちになりました
三上と里のその後も楽しめる
途中途中で、三上と里のその後が楽しめるのもよかったです
このカップルは、ほんと三上の「好き」が駄々洩れで、読んでいて本当幸せになれる
三上の身長がのびて、ちょっとずつ身体が大きくなってきて、以前は子犬って感じだったのが、いつしか「大型犬」って感じなってきて焦りはじめる里がむちゃくちゃよかったです
このふたりはまだキス+手コキどまりなんですよね・・・
でも!そこがいいんですよねー!!
初々しいふたりの様子がほんと冥福でした!
描きおろしは25P!
描きおろしでは、若宮さんとあかりの初結合が楽しめます
「おまえ未成年だし・・・」って若宮さん言ってたのにねー!!ニヤニヤ・・・
しかも!!
あかりは本当はタチをやりたい人だったみたいで・・・
でも「若宮さん相手ならどっちでもいいかな」って言えちゃうのがいい!
若宮さんも「今日は俺が抱きたいんだけど」って・・・・
いつか受けをしてもいいって思わせる誘い方がなんとも若宮さんらしくてGOOD!!
あかりはいい人と出会えて本当によかったね!と思える幸せな初結合を楽しませてもらいました
海ホタルの感想
コミック化を待っていたので、一気に読めて大満足です
改めて・・・いやー・・・若宮さん。いい男だわ!!
こんないい男が、彼女がいなくて友達のバーを手伝うなんてありえるんですか?
若宮さんが、ちゃんとあかりのことを好きだって思えるシーンが多くて、それもよかったです
あかりには本当幸せになってほしい!
10年たっても・・・20年たっても・・・・若宮さんの隣で笑っていてほしいな!
とても素敵な1冊でした