こんにちは!海ホタルです
「アイ・ドント・クライ (下) 」の下巻の配信がスタートしました!!
もう!!もう!!!もう!!!!!
むーちゃーくーちゃーーーーーー
よかったです!!!
BLとは、個人の趣味嗜好によって「良作・駄作」と振り分けられるものとわかっています
ほんと、私の個人的感想など塵芥同然だと常日頃から思ってはいますが・・・
それでも!大きな声で叫ばせていただきたい!!
この作品は!ほんとーに!!むちゃくちゃ、胸にグッとくるものがありました!!!
正直・・・エロ重視の方にはかなり物足りん作品です
けれど、この作品は、そこの部分に重きを置いているとはおもいません
個人的には、BLとしてっていうより・・・マンガとして面白かったって気持ちが強いです
でもでも、ちゃんとエロシーンはありますし・・・
本日は具体的になににどう感動したのかを書きたいと思います
では!いってみよーーーー!!!
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目次
作品紹介
お互い連絡を絶って数年、姫野は若手人気俳優のひとりとなっていた。事務所を退いた笠原は、もうマネージャー業に未練はないと言う。しかし、姫野の気持ちはアイドルユニット解散の頃のまま―――。「あなたを見返したい、俺のマネージャーになってほしい」俳優と、元マネージャー。ひたむきな瞳が、いま、思いを告げる。
「アイ・ドント・クライ (下) 」のここが面白い!
人生はアップダウン!浮かれることが会った後に、うまくいかないことがやってくる
上巻では、アイドルから役者に転向した主人公が、生まれて初めてのアルバイトをするなどの苦渋を味合うシーンがあったこの作品
下巻では、冒頭から、主人公が「カメレオン俳優」として地下鉄広告をジャックしちゃうほどの若手大物俳優となっています
いわゆるサクセスストーリー的匂いを漂わせる展開なのですが・・・
演っている本人自身は、大好きな笠原マネージャーとした「岩木監督の映画に出る」という約束を目標にしているので、そのオーディションに落ちている間は、悔しくて、「自分はまだまだだ」って思っているわけです
世間の評価とはかけ離れた、本人のプロ意識にただたた感心させられるわけですが・・・
神様はこんなにがんばっている主人公を見捨てるわけもなく・・・
大好きだったけど決別した笠原マネージャーとコンビニでばったりと再会をさせてくれるというプレゼントを用意しているわけです
バイトをしながらの芸能人をしていた頃とは違って、今では大人気の一流俳優へと成長した主人公
カラダも大きくなって、今では当時の面影もありません
でも、大好きだった笠原マネージャーとばったりとあっただけで、自分の心音だけで頭がいっぱいになっちゃう姿がなんともかわいらしい!!
一気にテンションがあがる偶然の再会!
さらに、この後「岩木監督」の映画にも出れることになって、つらかった時期をようやく抜け出せそうな予感がしだします
しかし・・・そこで降りかかるのが、生まれ育った家の実父との軋轢・・・・
上手く言えないんですけど・・・・やっぱり、親って、自分を形成しているパーツの一部なんですよね
それが人によって、大きかったり小さかったりするんだと思うんですが・・・
主人公にとって、父親というパーツはとても小さい部品なんですけど、自分の中の中心になっている部分の動きを鈍らせるには十分な威力を持っていたみたいで・・・・
憧れだった岩木監督の現場で何度も何度もリテイクを出してしまうんです
もうね・・・ここ・・・主人公がつらすぎる!!!
自分の中心が不安定になって、今まで淡々とこなしてきたことができなくなるあの感覚の怖さね・・・・
知っている人は共感できるだろうし・・・未経験の人はその怖さを想像してほしい・・・
ほんとね・・・人生って・・・アップダウンの連続なんですよ
こんなに成功していて、みんなにキャーキャー言われている人間でも、そういう苦汁をなめるんだって思った!
大好きな人に「お前が一番だ」って言ってほしくてひたすら頑張り続ける主人公の姿に、ほんと、感動させてもらいました
笠原さんの包容力がGOOD!!
主人公がアイドル時代にマネージャーとして出会い・・・
世界の誰よりも早く、主人公の持つ演技の才能に気づき・・・
その才能に惚れて、自分では、それを生かすことができないと一度は突き放し
けれど、守ってやれなかったことを何年も後悔し続けた笠原
離れていても、ずっと主人公から目を話すことなく見守っているんです
もうね!この笠原もすっごいよかったですよね!!
主人公よりは身長は一回り小さいけど、ハートがむちゃくちゃBIGなんですよね!
自分の意見を押し付けず、寄り添い、突き放しつつも相手のすべてを受け止めるその心の大きさがむちゃくちゃ「年上」って感じでキュンキュンしました
父親との確執を持った主人公に本音を言わせるシーンとか・・・ほんと、胸に響きます
「泣く」ってほんと浄化作用があるよね・・・大事なことなんだよね・・・
こんな包容力のある攻めに「好き」って言わせた主人公がすごいと思う
でも・・・離れていても、笠原さんの視界に入る続けるために頑張ったもん
「好き」っていってもらえて当然だよ!
エロに重きは置いていませんが・・・
コミック2巻の中盤戦あたりでくっついています
エロはあるけど・・・・心の結びつき重視!
1巻の流れから・・・なんとなく・・・エロはないんじゃないかなって思っていたんですけど・・・
最終話にあたる第8話の後半でけっこう長いピロートーク+ちょいエロが入ります
エロ描写に重きはおいていないです
ふたりの会話に萌えるって感じです
でもでも!年下攻めっぽいぎこちなさを残しつつ、あの包容力のある大人の笠原が喘ぐって絵面に萌えさせていただきました!
あ!!笠原さんが受けですからねーーー!!!
もう!ほんと!サイコーですね!!!!(←年下攻めが好き!)
海ホタルの感想
もうねー・・・
ほんと!
心にギュッとくるBLがお好きな方には、全力でおすすめしたいBLコミックです
ほんと・・・いいなーって思った!
こういうがんばっている年下攻めもいいと思ったし、直接手を貸せないにしろ常に見守っているっていう包容力のある攻めもいいと思った!
主人公が芸能人だけどスレてないって部分もいいよね!
辛かった時期を経て・・・成功しても、世間の評価とは裏腹に、常に自分自身に納得ができなくて・・・
頑張って、頑張って・・・好きな人にたどり着いて・・・
やさしくされて・・・満たされて・・・って流れは、ほんと、主人公の成長が楽しめます
画は、ちょっと個性が強い感じです
好き嫌いが分かれそうですが・・・試し読みから絵の方をチェックしてもらえれば!と思います
試し読みはこちら
ストアリンクを押すと試し読みページに飛びます。サンプルボタンを押すと即立ち読みとなります
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