こんにちは!海ホタルです
先日、「Canna」が発売されました
本日は、その中から「ひだまりが聴こえる-リミット-」第9話の紹介です
えっと・・・感想は・・・
「航平がこんなに怒っている表情、初めて見た・・・」
優男だと思っていたんですけどねー・・・
では、いってみましょー!!
目次
「canna」60号はこんな感じです
ウノハナ先生の表紙が夏らしくていいですよね!
今号からウノハナ先生の「石橋防衛隊」の続編がスタートしています
前作には(個人)ってついていたんですけど、今作には(公認)の二文字がついています
「青くて苦い」は最終回目前の盛り上がりを見せていて、勘違いターンに入っていて、読んでいて胸が痛かったです
西本ろう先生の「トライワイト」が最終回だったんですけど、これも、なかなか面白かったですよ・・・
毎回楽しく読ませてもらいました。コミックに一冊にまとまるのが楽しみです
関連 「ひだまりが聴こえる-リミット-」は、バラ売りもあります「ひだまりが聴こえる-リミット-第9話」(ネタバレ有り)
気遣いにも似たその言葉が、何よりも寂しくて……。文乃ゆき「ひだまりが聴こえる-リミット-2」【第4話】【本作品は『オリジナルボーイズラブアンソロジーCannaVol.60』収録】【全39ページ】
太一の枠にはまらない性格がよくわかる
リュウの会社のゲームイベントに航平と一緒に行くことにした太一
航平は、太一に気を使って、「集まるのは聾か難聴の人ばかりだけど大丈夫?」って心配で仕方ないって感じで太一を引き留めようとするんですけど、その航平の心配な気持ちは太一にはさっぱり伝わらない
イベント会場はリュウの会社の入っている雑居ビルの地下
地下への急な階段を降りる時、太一に向かって手話で「気をつけて」と伝えるリュウ
そうリュウに言われた先から、足元を滑らせて落ちる太一(←プッ!!)
地下に行くと、なかなか人が入っている
リュウの知り合いもいるけど、半分は冷やかしできている連中もいるようです
リュウは、人工内耳について悩んでいる航平に、人工内耳をつけている人間を遠くから教えてくれます
人工内耳をつけている男は、知り合いになにやら手話で伝えている
どうも通訳をしているみたいです
その会話を横で聞いていた太一は、人工内耳の件を自分には言わないのにリュウには話したんだと思い傷つきます
そのうち、リュウと航平ふたりの知り合いがやってきて、太一は、仲間に入れない雰囲気になってしまう
つまんないなー・・・と会場の方へと目を向けると、リュウがカードゲームのようなものを持って誰かと話しているいるのに気づき、リュウに話しかけます
相手が難聴であろうと聾であろうと、普通の人に会話するように話しかける太一
あっという間にリュウの会社の人間に打ち解けてします
嫌な連中に手話でなにかを言われる太一。それを見た航平が激怒し…
自分の会社の人間となんの隔てもなく会話する太一のその様子を見ているリュウや航平
そのカードゲームをPC用に開発した新作ゲームがあると聞いて、PCに向かってやろうとする太一
けれど、太一はPCの使い方に疎いので、どうやってやるのかがわからない
太一の隣にはさっきの人工内耳をつけた男とその友人たちが座っていて、気さくに「これどうやってやんの?」と聞く太一
聞かれた連中は一度は太一の方を見るのに、無視をする
太一は、「聞こえなかったのかな?」くらいにしか思っていない
リュウの会社の人間がそれを見て、太一に直接教えてくれる
リュウの会社の人間と会話の流れで年齢の話になって・・・太一がリュウとタメだと話すと、リュウの会社の人間は、「え?君、高校生じゃないの?じゃ、大学生?」とびっくりする
太一は正直に「大学をやめて、今は働いている」と返事をするのですが、その太一の会話に食いついてきたのが、さっき、太一を無視した連中
「なんで大学やめたの?」と聞かれ、太一は、たてまえで「貧乏で早く金を稼ぎたかったから」と答えるのです
太一のその返事に、人工内耳の男は仲間に手話で何かを伝えます
クスクスわらう雰囲気がなんとなく感じが悪い連中
でも、太一には、その手話の意味がわからない
けど、それを見ていた航平が、いきなり激怒し傍にあった椅子を倒すんです
すごい形相で人工内耳の男を睨み、太一をその場から、手をひっぱり連れ出してしまいます
何が起こったのかわからない太一は航平に引っ張られるがまま、外へと連れ出されてしまう
航平と太一がついにケンカ?
名前を呼んでも、止まらない航平
一方的にグイグイひっぱられる太一は、航平の手をムリヤリ振りほどきます
航平に、「さっきやつ、手話でなんていってたの?っ」て聞く太一ですが・・・
航平は、「太一には関係ないから」と言い方をします
その航平の言い方にカチンとくる太一
さっきのことだけでなく、航平が太一になにも相談してくれないことへの不満をぶちまけます
それに対し、航平は「俺と太一は違うから」と答える
「どうがんばっても、俺は太一にみたいにはなれない」と言いだす航平
自分と一緒にいることで太一に嫌な思いをさせたり、負担をかけたり、迷惑をかけたくない。だから、気にしないで欲しい。という航平の言葉に、「じゃ、俺は、お前だけが我慢してんの黙って見てろって?」と聞く太一
「ざっけんな!」とキレます
涙を流し「俺の気持ちを無視しやがって・・・俺はお前のなんなんだよ!」と怒鳴る太一
そして、そのまま走り去っていってしまいます
海ホタルの感想
はい・・・完全にすれ違ってしまいました・・・
やばいですねー・・・どうしたらいいんでしょうねー・・・
あの胸糞悪い連中たちが何を言ったのかも気になりますが・・・航平がこれだけ怒るって相当太一をバカにするようなことを言ったのかな?
でも、太一本人は、何を言われてもキれることはなさそう・・・
でもでも・・・たぶん、航平が同じような目にあったら、やっぱり、航平みたいにむっちゃ怒るんだろうな!!
自分のことには無頓着なのに、好きな人への攻撃は許せないってところがこのふたりはよく似ていますね
似ているから、お互い遠慮して、踏み込みきれず、今回のように爆発しちゃうんでしょうね
あと、リュウの意外な一面が見れましたね・・・なんか、健常者すべてを敵視しているような感じに思っていましたが、そんなことないみたい・・・いや、太一が特別なのかな?
リュウが、太一のことをバカにした連中にガツンとやり返してくれています
この続きは8月28日発売の「Canna vol.61」に掲載予定となっています
オススメBLコミックス『ひだまりが聴こえる』シリーズ
映画化もされた「ひだまりが聴こえる」のシリーズ
シリーズ1作めでほのかに気持ちを通わせ、シリーズ2作目で無事に両思いに!そして、続く3作目では・・・すれ違い始めています・・・・