こんにちはー!!海ホタルです!!
わたしさー、実は、ウネウネの髪型の男性がどうも苦手でさー・・・
アフロは大丈夫なのに、ウネウネはダメなのー
軽いかんじのふわゆるのウエーブならむしろ大好物なのに、細かいウネウネの髪型はどうもダメでさ・・・
細かいウネウネの髪型の男性には、後ろで髪を縛ってほしいわけ!!
まあ、リアルでも苦手なんだから、それが、絵になったからといって大丈夫にはならないのよね
だから、「BARBARITIES(バーバリティース) 1巻」が発売されたとき、どんなに周りで、「このマンガ、すごいぞ!面白いぞ!」と盛り上がっていてもスルーしていたんだよねー
んで、およそ2年ぶりに2巻が発売されるということで、またもや、周りで大盛り上がりしててさー。
んで、ようやく、重い腰を上げて、読んでみたのよ!!
結果・・・・
面白かったわ!!!!
設定そのものは、いろいろ複雑で、読むのにすごく時間がかかったけど、主人公ふたりの関係性がとっても萌えます!!
そういうわけで、私同様、「うねうね頭の受けはどうも・・・」と未読の方に、ご興味をもってもらえるよう、本日の記事は書かせてもらいます。(そんな人、私以外にいるのか?笑)
すでに、1巻を読破している方は、目次「「BARBARITIES II 」のここが面白い!」から読んでね!!
目次
作品紹介
関連【Renta!】「BARBARITIES 1巻」が11/8まで48H/4チケ!!
「BARBARITIES」が未読の方に軽く解説
まずは舞台設定を説明
物語の舞台は、ほぼ、中世ヨーロッパ風・・・でも、「昔々のどこか遠い異国の地」という架空の時代設定となっています
3つの連なる国があるんですが、「テハナ」は華やかな大国で自由奔放な博愛主義の文化の国で、女神信仰という宗教が根付いている国です
そのお隣に「ロライン」という国があり、そこは、大国に挟まれた小国で、極めて地味な国。女神信仰が根付かず、ただいま、情勢が不安定な国です。
「ロライン」の隣にあるのが「タンセ国」。強欲をよしとする文化を持ち、勢力を拡大中の国です。
この作品のここが面白い1「アダム✕ジョエル」に注目
主人公は、小国「ロライン」で司法官として働くジョエル(うねうね頭の彼!)
ロラインの幼い国王に慕われ、国を支えている人物のひとりで、とっても堅物で真面目で色恋沙汰とは、最も遠い場所にいるのね
そんなジョエルの脅迫状が届いたことで、警備をつけるのですが、その警備役として、テラハにいたアダムがやってくるのです。
そして、堅物のジョエルに、博愛主義の国「テハラ」で、老若男女を虜にしてきた見目麗しいアダムが恋をしてしまうのです。
生まれて初めての恋に、ジョエルを口説くアダムですが、堅物のジョエルには、アダムの輝くような美しい美貌も価値がありません
まあ、このアダムがとてつもなく面白いんだよね・・・
初めて振られたショックも大きいけれど、初めての恋に胸に覚えた嫉妬に驚き、堅物のジョエルをどう落としていいかわからず悩み、今まで手当たり次第に気ままに情欲を交わしてきたのに、ピタリとそれもやめてしまう
しかし、どんなに必死にアプローチしても、ジョエルの心は全く動かない。むしろ、呆れてる・・・
博愛主義のおおらかな恋愛観の元育ったアダムと、生真面目で堅物のジョエルとは恋愛論が相容れないんです。
会話をしていると、お互いの頭に「?」マークが飛びまくります!
笑える・・・ふたりのちぐはぐな会話が、むっちゃ笑えるんだわ!!
1巻は、アダムの片思いが絶賛進行中!!でENDです
この作品のここが面白い2「ジル✕ルイス」
この作品には、脇カップルがいます
タンセの次期国王のルイスは、とっても腹黒・・・タンセの持つ文化をそのまま体現した人物で、ほしいものは奪う主義
だから、「ロライン国」をいずれ戦争になってもほしいと思っている
そんなこと思っているとは、おくびにも見せず、従者であるジルと共に、ロラインに漫遊にしているんですね。
メインカップルの「アダム✕ジョエル」がノーエロなので、読者のエロ欲求を満たしてくれるのが、こちらの「ジル✕ルイス」カップル
このふたりの何が美味しいって、主従関係ラブ要素がある点と、次期国王のルイスが受けということ!!
でもでも、恋愛関係ではないの~!!
ルイスは、1巻中盤で「酒が入ってなければ、お前とは寝ない」発言をしています
ジルはルイスの許可がなければ、ルイスに触ることもできないという・・・むちゃくちゃ美味しい主従関係のふたりなんです。
「BARBARITIES II 」のここが面白い!
仲違いをしたふたり・・・もとに戻れるのか?
1巻の終わりで、「このまま友人でいたい」ジョエルと、「ジョエルと付き合いたい」アダムは、仲違い状態になってしまいます。
しかし、アダムは本来の使命である「ジョエルに脅迫状を送った犯人を探す」ために、策を練ります
その策が、自らを“競り”にかけるという無茶苦茶ぶり・・・
しかし、“競り”にかけられているアダムが、これまた美しくて・・・
呆れるジョエルに、おおらかに笑いながら「美しすぎると大評判なのに」と平然と言っちゃいます
競りにかけられて、美しいアダムを競り落とそうとドンドンつり上がっていく値段
それを、平然といた顔で見ているジョエルに、(ほんとに、ジョエルは、アダムのことをなんとも思ってないよな!!)、この余興を仕切っている主催者が接触し、アダムがなぜ自ら“競り”に出たのかを聞くのです
アダムが本気で自分の身を案じていることを改めて知るジョエル
そうしている中、競りは、どんどん白熱していきます
「8000!!」
「8100!!」
「8200!!」
そこに、ジョエルの「10000」という声が響くのです
ため息をつきながらも「足りないか?まだ出せるぞ」というジョエル
か・・・かっこいい!!!ジョエル!!!
よかったね!!アダム!!ジョエルが、アダムを買ってくれたよー!!
しかし、目覚めたアダムに、友人になれないことが残念だったことを伝えるジョエル
でも、信頼を失うわけじゃない。と言ってくれます
そのジョエルの言葉に、顔を近づけやっぱりキスをしちゃうアダム
そして、「好きだ!」って抱きしめちゃいます!!
「あなたを思うことを許してほしい」というアダムの願いに圧倒され、ジョエルは、仲違いする前の元通りの関係に戻ることを賛成するのです。
エロ担当の「ルイス✕ジル」はどうなった!?
そんな感じで、メインカップルの進展はそれほどありません。
ぶっちゃけ、1巻より、甘さがないほどです。
その分、ルイス✕ジルががんばってくれました!!
1巻では「酒が入ってなければ、お前とはやらない」と言っていたルイスですが、人懐こいアダムとジルが話しているのを見て、なにかのスイッチが入っちゃったようです
不機嫌になるルイスの気持ちを和ませようと必死のジル
そんなジルに「どうせだから全部脱がせ ご機嫌取りしたいだろう?」と言うルイス
それに、にこにこしながら「はい」と答えちゃうジル
はああああ~・・・素敵すぎる~!この上下関係~!!!
んで、この後のエロパートがほんと素敵すぎる!!
ガツガツやるだけじゃないんですよ!!
終始、セリフや感情を入り交えて、主従関係ならではのふたりのままならぬ関係を描いてくれています
萌える~!!これは萌えるわ~!!
ジョエルに脅迫文を送った犯人が読者にはわかるが…
ジョエルに脅迫文を送った犯人探しが続く中、ルイスとジルが、その相手にぶち当たってしまいます
犯人は、資金繰りが苦しくお金がほしいんですね。
それで、ルイスに後ろ盾になって欲しいんです。
平気で、人を殺しちゃう非道ぶりを見せる犯人の要求を飲まざるを得ない状況に追い込まれるルイス!!
ど・・・どうなっちゃうの~!?ってところで2巻は終わっています
まとめ
ジョエルとアダムの関係があまり進展せず、そこは不燃焼ぎみ・・・
だが、ルイスとジルでエロ欲求はかなり満たされた感じの2巻!!
平気で人を殺せちゃうようなサイコ野郎に目を付けられてるジョエルの今後がとっても心配です。
あと、ちびっこたちのかわいい恋愛模様が描かれていて、そこは、かなりほのぼのと楽しめました
チビたちを合わせると、実質、3カップルになるのか?
読み応えはばっちりです!!
わたし、うねうねの髪型の主人公に感情移入ができるかどうか不安だったんですけど、1巻が読み終わる頃には、あら不思議!?生娘のように、すぐ真っ赤になっちゃうジョエルがかわいく見え始めましたよー!!
このお固いジョエルが、アダムの手に落ちる日がくるのかがすごく楽しみです!!
この作品が気になった方は、下のリンクから試し読みができます。ご興味が湧けば、ぜひ、ポチッとね!!
☆Renta!さんでは、1巻が11/8まで48H/4チケです。合わせてどうぞ!!