こんにちは!海ホタルです
成瀬一草先生の「いつまで代わりでシましょうか」を読みました
わたし、「失恋」からの「新しい恋の出会い」ってパターンが好きでして!
どんなふたりが登場するのか?
紹介します
作品紹介
知ってる声の、知らない睦み方は身体を素直にグズつかせ、抗う心をグラつかす。
北島 圭(34)
高学歴のエリート弁護士。
なんでもソツなく、器用にこなせる秀才。
……ただし恋愛は除く。大学時代からの親友に15年来の片想いをしている圭。
人付き合いが苦手な自分を外へと導く親友の手が、やわらかく響く低い声が、ただ、好きだった。そんな親友・裕介の結婚で秘めたまま想いに蓋をした矢先、裕介と似た声のする年下のタトゥー男に誘われる。
漏らした甘えを揺さぶる<身代わり>の提案に圭は――…。
距離詰め上手のミステリアス年下SE×頭でっかちな片恋こじらせ弁護士のアダルティックエロマンス。
「いつまで代わりでシましょうか」のここが面白い
「失恋」した後に訪れる出会い
大学時代からの親友に恋をしていた主人公の圭
でも、親友の結婚式によって、15年にも及ぶ片思いに終止符が打たれた
親友の結婚式に心を痛めながら参列し、親友に笑顔を向ける圭
その結婚式の帰り、もらった引き出物をわざと電車の中に忘れたら、わざわざ、「落とし物です」と男が追いかけてくる
これが、3つ年下の穂高との出会いだった
初対面でなれなれしい穂高
穂高の声は、長年片思いをしていた親友に似てて、つい、ふらふらと穂高に誘われて飲みにつきあってしまう
酒が入ったこともあって、失恋した愚痴を吐きだす圭
そして、穂高に誘われて・・・一夜をともにするのです
圭は「一夜限りの関係」だと思っていましたが、穂高は「圭さんのことを、もっと教えてください」と口説き始めて!
グイグイ口説いてくる穂高
「厄介な相手にひっかかってしまった」と思いながらも、穂高といると失恋の痛手が薄れていく
穂高の熱心な口説き文句に、まずは「セフレ」からスタートするのですが・・・
34歳の受けがいちいちかわいい!
職業「弁護士」なのにガードがゆるい圭
失恋した夜に抱かれた時には泣いてるし!
さらに、年下の穂高につきまとわれて「セフレ」になる言質をまんまととられてる!?
穂高曰く「圭はかわいい人」なんだけど、実際、「本当に34歳?」と思うかわいい一面がたくさんあって、読んでて楽しかったです
例えば、ベッドの中で穂高に「どうされたい?」と聞かれて「身体中にキス」って答えるところとか!
穂高のことを好きになって告白しようとするのに、なかなか告白するタイミングをつかめなくて困っているところとか!
仕事はできるのに、恋愛については若葉マークっていうギャップがかわいい!
でも、告白のタイミングがつかめず後回しになったせいで、穂高の正体に気づいちゃうんですよね
職業柄、敵も多い圭
穂高は、圭のことをだまそうと思ったわけではなくて・・・
穂高なりの理由がいろいろあるんですが!
甘かった時間があった分、こじれた関係をもとに戻すのはちょっと大変でした!
大人ならではのしがらみのややこしさの部分も楽しめる作品です
海ホタルの感想まとめ
エロシーンが多めなので、どちらかというと「体から陥落」した感が・・・(笑)
受けの圭が、本当に34歳?って思うくらいかわいい男で読みごたえがありました
あと、スーツ!
シャツで抱き合ったり、ネクタイを緩めたり・・・・
大人の男ふたりの恋を楽しめました
ぜひ、試し読みでチェックしてみて