「蟷螂の檻 5巻」第27話 ネタバレ感想

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こんにちは。海ホタルです

「オンブルー vol.55」にて掲載の「蟷螂の檻」の紹介です

雑誌を買うと、まず目次チェックをするのですが、「蟷螂の檻」が最後に載っているのを見てドキリ・・・

育郎と典彦が再会した今・・・

いつ「ジ・エンド」となってもおかしくない状況で・・・

ま・・・まさか・・・と思いながら恐る恐る読んでみました

しかし・・・

「to be continued」となっていて・・・ホッ・・・

 

けれど・・・時系列は、いきなり10年後に飛んでいます

あれから10年・・・

育郎失踪後・・・残されたさち子や飯田の会話中心の回でした

ほぼ、飯田とさち子の会話なので、骨組み部分だけの紹介です

ネタバレがありますので、ネタバレNGの方はご注意をお願いします

「蟷螂の檻 第27話」(ネタバレ有)

10年たって・・・さち子は今・・・

前回(第26話)から10年後・・・

さち子は、當間グループの代表となっていた

 

10年前・・・育郎が残した資料を元に、本多議員の収賄疑惑を記事にした飯田

その記事は、強い反響を呼び、関わっていた當間興産の役員が一斉逮捕

巡り巡って、さち子が當間グループの代表になったのだ

 

さち子と面会をした飯田は、さち子の元にいる蘭蔵の様子を聞く

育郎が消えた10年前・・・藍蔵は泣いた・・・回想で入った蘭蔵の泣き顔がかわいそうすぎる・・・

少しづつ言葉も覚えて話すようになってきています。と答えるさち子

蘭蔵が言葉を覚える姿を見ていると、呪縛が解けていくような気分になると話す

 

飯田は、負債しかのこっていないこの会社を見捨てないのは、育郎が帰ってきた時のことを考えてのことなのでは?と尋ねる

さち子は「ふふふ」と笑って「育郎さんのことはすっかり忘れてしまいました」と答える

本当に、育郎のことを思い出す暇もないくらい・・・この10年は必至だったのです。というさち子

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10年たっても育郎を探す飯田

飯田は、いまだに育郎の幸せを祈っていて、できれば幸せでいてほしいと思っているんです。と話す

K県にある廃診療所にいたところまでは突き止めたんですけど・・・と写真を出す飯田

この診療所は、育郎の父親が離縁した妻を囲っていた場所だと説明する飯田

飯田の説明を「けっこうです」と遮るさち子

 

いまさら、育郎を探し出して、なにがしたいんですか?と尋ねるさち子

飯田は、「蘭蔵さんはどうですか?」と聞く

しかし、さち子は、蘭蔵も前に進んでいます。と答える

 

飯田は納得ができない

そんな飯田に「他人を貶めたうえで成り立つ幸福に何の意味があるのでしょう?」と聞くさち子

それは、典彦のことを言っている

「赦すわけにはいかない」と固い声を出すさち子

 

さち子の元を去る飯田

飯田が去った後、書類をじっと見るさち子

その書類を捨てておくように秘書に言う

海ホタルの感想まとめ

10年の歳月の非情さ・・・・

さち子は、育郎や、典彦のことを忘れて前に突き進んでいる

あんなに一途でかわいかったさち子が、きりりとした表情の女性へとなっていて・・・

なんか寂しいって気持ちになっちゃいました

 

けれど、飯田は、いまだに、育郎のことを探していて!

でも、飯田の「K県の廃診療所にいるところまで突き止めた」と言う言葉に・・・

もしかして、典彦か育郎のどちらかが病に倒れているのでは?と想像が膨らんでしまいます

あれだけの人を傷つけて一緒になったのだから・・・許せないって気持ちと同時に、幸せでいてほしいって気持ちが同時に湧いてきてしまいます

 

さち子が最後に手にした書類は、典彦の家族のことが書かれた調査書っぽいです

字がつぶれてて読みずらいですけど・・・たぶん、典彦の父親について書かれている?
字がつぶれているので・・・・もし、違っていたら、ごめんなさいね!

この書類を見て、さち子の中で、育郎や典彦への決別の決意がついたのかな?

次回は、飯田が育郎の元を訪れるんでしょうか?

10年後の育郎の姿が見れるのか?ドキドキです

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