こちらの記事は、「ディアプラス2021年11月号」から、夏目イサク先生の「花恋つらね」の紹介しています
目次
「ディアプラス2021年11月号」の紹介
巻頭カラーは「花恋つらね」
大人気「言ノ葉ノ花」シリーズ、大団円後の続篇もコミカライズ!
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「花恋つらね」第49話 紹介(ネタバレ有)
寿一郎が言っていた「最高の相方」とは?
6年前・・・入院している寿一郎の見舞いにやってきた源介(源介がまだ小さいころですね)
舞台に立ってお客さんから拍手をもらったうれしさを一生懸命に祖父である寿一郎に話している
そんな孫の姿に寿一郎はにこにこ
お客さんから拍手をもらえるのもうれしいが、一番、気持ちいいって思えるのは最高の舞台ができた時だな。と話す寿一郎
源介は興味津々で「今までで一番良かった舞台ってなに?」と聞く
寿一郎は、遠い目をして、今までやって最高だと思った舞台の名前を言っていく
「最高の相方と板に立つ楽しさは何物にも代えられねえ」と話す寿一郎
「あんな幸せな時間はない」と話す寿一郎に、その相方って誰?と聞く源介
だが、この時、寿一郎はその相手を教えてくれなかった
その時の寿一郎との会話と、雲之介から聞いた話から、源介は、もしかして寿一郎が言っていた「最高の相方」とは菊右衛門だったのではないかと推測する
源介の推測を聞いた惣五郎は、寿一郎さんはケンカをしたことを後悔してたってこと?と聞く
でも、寿一郎は菊右衛門のことを避けていたしな~・・・と自分の推測に自信がない様子の源介
コンビとして認められるように一歩一歩がんばるしかない
街中を歩きながら話している源介と惣五郎
マスクをして歩いていたが、ファンに見つかりサインをお願いされる
二人を見たくてはじめて歌舞伎を見に行きましたというファンの子
ファンが立ち去った後、そういうファンが増えて行けば・・・きっとコンビとして認めてもらえるという源介
地道にがんばるしかない・・・と駅で別れるふたり
帰っていく惣五郎を見て、触ることもできないさびしさを感じる源介
でも、駅の構内を歩いていると、惣五郎がモデルをつとめる化粧品のポスターが目に入る
ポスターを見た子たちが「むっちゃきれい~」「ポスター欲しい~」と喋っている
TVCMやドラマに出て、人気があがってきている惣五郎・・・
自分も最近、後継者として周りから注目があつまってきている・・・
今後は、ますます会いづらくなるかもしれないと思う源介
だからこそ、すこしでも早くコンビとして認めてもらって、共演する回数を増やし、家族と過ごすより長い時間を惣五郎と過ごしたいと思う
寿一郎が言っていた「最高の相方」が一体誰のことなのかわからないけれど・・・
でも、俺の代で、源惣コンビをもう一度、復活させると思うのです
後日・・・
源介と惣五郎が共演している舞台を見た大先輩の歌舞伎役者から「“源惣コンビ”を思い出したわ・・・」と褒められて、テンションがあがるふたり
一歩、一歩・・・コンビになれる日に近づいていっている手ごたえを感じます
次の演目と配役は?
家に帰ってスケジュールを確認する惣五郎
今の舞台が終わったら、またしばらく源介との共演はないな・・・また会えなくなる・・・とがっかりしている
そこに、部屋のドアをノックして菊右衛門が入ってくる
来月の演目と配役が決まった。という菊右衛門
「また、相当、稽古が必要になる」と深刻な顔の菊右衛門
緊張する惣五郎
菊右衛門が言った言葉に・・・
「おれが・・・弁天小僧?」と驚く惣五郎
海ホタルの感想まとめ
寿一郎の「最高の相方」とは誰?と考えるふたり
いやいや・・・雲之介の話から「菊右衛門」しかいないでしょ?!と思うのですが
でも、二人の仲が険悪だったという情報のせいで、確信がもてないんですね~
あんなに仲が悪かったのに?いや、それはないでしょう~・・・まさかね~・・・って感じなんでしょうか?
でも、源介は「源惣コンビ」をもう一度復活させると強く決心しましたし!
昔の「源惣コンビ」が忘れられないファンからしたら、源介と惣五郎が一緒に舞台に立っている姿はうれしいものですよね
最後に出た「弁天小僧」
これは役名?タイトル名?
歌舞伎に詳しくないので、ちょっとわかりませんが・・・
ただ、菊右衛門と惣五郎の反応から、次回への期待が高まります!
歌舞伎の世界を舞台にした業界BL「花恋つらね」