こんにちは!海ホタルです
「京極家の結婚」の配信がスタートしました!!!
これ・・・ナンバリングがついていない作品なのですが・・・
続きとなる「京極家の初夜」(「CRAFT vol.88にて」)の連載がスタートしています
ナンバリングなしに「続く」で終わる作品は許せないって方・・・いますよね!
わたしも知らずに読んで「続く」で終わっていると許せないタチなので!!!
ぜひ!「1巻」として楽しんでほしいなって思います
作品紹介
「俺と偽装結婚してくれ」
現職の法務大臣を父親に持ち、その秘書を務める京極誠志郎は困惑していた。
異母弟の礼央と一緒に暮らすことも!突然再会した、元同級生の京極 尊に秘密を握られたことも! !そのうえ、尊と偽装結婚する流れになってしまったことも! ! !
礼央も尊も命に代えても守る。
そう尊に宣言した誠志郎だが、協力する条件として尊に押し倒されて・・・
嘘から愛は生まれるのか?
「京極家の結婚」のここが面白い
父親のために偽装結婚?二人の真意を想像して楽しみたい!
連載が始まった時から読んでいた作品なのですが、最初、政治家の息子が元同級生の男を拾うところから物語が始まって・・・
なんつーか・・・「そんな偶然あるかい!?」って気がした作品で、個人的には「いまひとつ」って始まりだったのですが!!
回を重ねるごとに、すごく好きな作品になりました
いや~・・・やっぱり、木下けい子先生のすごさってキャラの魅力ですよ~・・・
政治家の息子で、高校時代「白の京極」というあだ名をつけられていた京極誠志郎
国をよくするためなら嘘もつける男なのですが、根底にあるのは、自分のついた嘘に傷つきながらも国をよくしていこうという自己犠牲精神!
作中では、政治家である父親の掲げる「同性婚」という政策を叶えるため、バイでもゲイでもないのに人柱として偽装結婚をする決意をする誠志郎
有権者に嘘をつくことになり、お祝いの言葉をもらうたびに心を傷つけている
対する攻めは、誠志郎の高校時代の同級生の京極尊
芸能人の両親を持ち、高校時代はその見目麗しい容姿で光り輝いていた!
しかし・・・誠志郎が再会した尊は、離婚歴があるその日ぐらしのチャラい男になっていて!
でも、とにかくイケメン!超絶イケメン!!!
口から出るリップサービスとも取れる口説き文句の数々は本音か嘘かわからない・・・
ですが、このレベルの顔面偏差値男ならば、口説かれてその気にならない女はきっといないはず!!!
そんなふたりが、誠志郎の父親(政治家)が、同性婚の法案を通すためのアピール材料として利用されて「結婚」をあげることになる!
正直・・・離婚されて帰る家がなかったとはいえ尊のメリットはゼロともいえるこの偽装結婚
神父の前で誓いの言葉を吐くふたりの姿はもはや茶番劇!
でも、尊は「夫夫になるのならば、毎日愛し合いたい」と誠志郎を押し倒す!!!
羞恥心で真っ赤になる誠志郎!!!
貞操の危機?!
この作品の面白さは、受けも攻めも本音を隠して嘘をついているところなんですよね!!
攻めの尊の真意もよくわからないまま・・・
高校時代の回想が入りますが、この頃から誠志郎のことを特別に意識していたような気もするし・・・
もしくは、真面目な誠志郎をからかって、その恥じらう顔に心動かされているようにも見えるし・・・
尊がなにを考えて誠志郎から申し込まれた偽装結婚を承諾したのか?
そこの部分がむちゃくちゃ気になるのです
そして、誠志郎の方も・・・!
クラスの違う尊のことを事細かく覚えていたので!!
誠志郎にとって尊は特別な相手だと思われます
誠志郎は真面目な性格でツンツンしているので今一つ、本音がわからないキャラですが、きっと尊のことを少なからず思っているはず!!
偽装結婚したふたりの先はどうなるの?ってところで“続く”となっている!
ぜひ!イケメンふたりのやり取りを楽しんでほしいです
海ホタルの感想まとめ
口コミを見ていて「一巻完結だと思って買ったら違ったので驚いた」という口コミもありましたが・・・
ぶっちゃけ!
その気持ちには大きく同意する!!!
なにゆえタイトルを変えるのか?
素人にはわからない裏事情でもあるのか?ってマジで悩む・・・
しかし!
最初から続き物として読むと、絶対に面白い作品です
この作品は、ふたりの真意がわからないところが面白いんですよね
偽装結婚までしちゃうって!!よほど強い気持ちがあるんでしょ?って考えちゃうわけです
誠志郎の場合は、よりよい国政作りをするため・・・では尊は?
そこのところを妄想するとむちゃくちゃ楽しい作品!
でもって、政治家のお父さんも楽しい無責任キャラで!
そんな軽くて政治家として大丈夫?ってレベル!(笑)
政治が絡んできているので、よからぬことを考える輩もいそうな雰囲気も残しつつ・・・
次巻に続くとなっています!!!
とっても面白い作品なので!
ぜひ試し読みをチェックしてみてね!