「恋をするなら二度目が上等 2巻」木下けい子

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オトクにBLが読みたい!

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こんにちは!海ホタルです

木下けい子先生の「恋をするなら二度目が上等 2巻」の電子配信がスタートしました!

木下けい子先生のファンの方は即ポチって感じでしょうかね?(笑)

わたしはねー・・・

木下けい子先生のファンですが、この作品については・・・・「うーーーーん・・・」って感じでして・・・・・

でも、コミックで一気に読んだら、また感想が変わってくるかな?と期待を込めてポチしました!

そしたら!!!

やっぱり!!!

「うーーーーーーーん・・・・」だった!!!(笑)

自分でもこの作品のナニが自分好みじゃないのかわかっているの・・・

まあ・・・そういう裏事情を含めて作品紹介を読んでちょうだい!!

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流されまいと踏ん張る姿が面白い!「恋をするなら二度目が上等 1巻」木下けい子

2019-07-12

作品紹介

元恋人の大学准教授・岩永に言い寄られても、あくまで仕事相手として拒否していた宮田。
ところがアクシデントで、秘湯の温泉宿に二人きり!? 岩永のキスを拒めず、
ついに最後まで赦してしまう──!!「仕事も気持ちも負けっぱなしじゃ、高校生の俺が浮かばれない」──
岩永のことは好きでも、三十超えの現実やプライドで素直になれず……!?

「恋をするなら二度目が上等 2巻」のここが面白い

口説き上手なイケメンに恋をした男の心情に共感!

高校時代につきあっていた宮田を友達との掛けの対象とした岩永

当時、純粋だった宮田は傷つき、岩永と別れたのだが、それから10数年を経て、編集者と大学の准教授として仕事相手として再会

再会した岩永は宮田のことを熱心に口説き始めるが、宮田は、すでに高校時代の頃のような初心で純粋な男ではない

岩永のスマートの口説き文句を滅多切りにするたくましさをもつ三十路男になっていた!

1巻では、しつこい岩永の口説きに一度は体を重ねる宮田

だけど、一度寝たぐらいでは簡単に落ちない三十路男の宮田

三十路といえば・・・そろそろ、将来のことも含めて恋愛する相手を選ぶ年頃

そういう意味では同性の岩永は大きく対象外!

それに加えて・・・

岩永とつきあったら、高校時代に岩永に傷つけられて泣いた俺がかわいそうだろって思っている

この作品の面白いところは、こういう宮田の心情に大きく共感ができるところ!

男とか女とか関係なく!

過去に自分を裏切った相手をもう一度愛せるか?

結婚相手を決めなきゃいけない年齢ゾーンで、シチューのCMに出てくるようなアットホームな家族を持つ未来を捨てることができるか?

宮田が岩永を拒否する気持ちに大きく共感しちゃうよ!

 

でもさ・・・結局のところ・・・高校時代に岩永が好きだった気持ちが勝っちゃうんだよね・・・

口では「体の関係ができようと、絶対につきあわない」と言っている宮田が、酔った勢いで岩永に抱かれに行くシーンは、本当に「気持ちはわかる」と大きくうなずいた

個人的にはBLとしての面白さと言うより、「恋愛マンガ」としての面白さがあったなって思う作品

好きになっちゃいけない男だとわかっていたも惹かれてしまう受けの心情には大きく共感できた!

個人的にはここが好みじゃなかった!

1巻はすっごく楽しかったこちらのコミック!

私の場合・・・1巻の面白さは、恋愛をなめている攻めが、はじめてする本気の「恋愛」にギャフンッ!ていうんじゃないかという期待だった

しかし・・・

ギャフンッ!!と言うことがないまま終わってしまいました!!

もともと「ナルシストでスマートな恋愛ごっこばかりしていたという攻め」という設定でしたが、その範疇から出ることがないまま・・・

いやね、受けがそういう攻めを責めるシーンはあるのですよ

この時、攻めは、「見た目のせいで伝わりにくいだけ」と言っているんですが・・・

でもね・・・作中で、高校時代に別れた時のことを、受けは枕がびしょびしょになるほど泣いた・・・というシーンがあるのですが、それに対して、攻めはちょこっと泣いた・・・って言うシーンがあって・・・

その力関係が変わることがないままくっついてしまいました

なんていうかね・・・わたしは、ドライで熱量が足りない攻めが、恋愛をしたことで大きく変化するBLが好きなので・・・

このスマートでナルシストな攻めの姿をそのまま受け入れるラストはちょっと私好みじゃなかったです・・・

海ホタルん感想まとめ

「描き下ろし」を読んで、攻めはグイグイ引っ張っていってくれる受けのことが「面白くて」好きになったのかな?ってちょっと思いました

本気が見えないイケメンの攻めから熱心に口説かれる平凡な受けって設定は、けっこう木下けい子先生の漫画では多いカップルなので、そういうカップルが好きな人は楽しめると思います

口コミを読んでいても、攻めと対等さを求める受けがよかった!って感想がいくつかありましたし!

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