こんにちは!海ホタルです
ギブン6巻を読んだのでその紹介です
連載も追いかけていますが、コミックで読むとまた違うものが見えてきますね!
では紹介に行ってみましょう!
作品紹介
フェス出場は逃したものの、バンド「ギヴン」にプロへの誘いがかかる。真冬とバンドをやり続けることに迷いのない立夏は、当然のように真冬を誘うが、真冬は返事を保留。納得のいかない立夏に、真冬の幼馴染み・柊がギターのサポートを依頼してきた。しかし、頼まれたのはサポートだけではなく……!?
「ギヴン 6巻」のここが面白い
「ギヴン」のデビュー話が持ち上がるが!
6巻の最初らへんで、「ギヴン」のメジャーデビューの話が出てきます!
デビューの話を聞いた立夏!
フツフツとコーフンが盛り上がってきてウワーーーッってなる立夏の姿は、「あるある・・・こういうじわじわと大きくなるうれしさってあるよねー」と思いながら読みました(^^♪
でもでも、その立夏のコーフンをポキッと折るのが真冬
真冬は、デビューと言うのがピンと来ないみたい
でもでも、それって当たり前のことで・・・
真冬の場合は、他のメンバーとはもともと音楽への熱量が違う
高校から大学・就職・その他の道と・・・
いろんな選択肢があるこの時期・・・
少なくても、真冬の中には、「メジャーデビュー」という選択はなかったと思う
だから、急にそんなこと言われても・・・ってなっちゃうのは当然のことで!
しかも、真冬は、自分の気持ちが定まるまでじっくり時間をかけていくタイプ・・・
(決めたらそれ一直線になる子なんですけど・・・)
でも、その真冬の性格は他人から見たらのんびりしているようにも見えるみたいで・・・
玄純には「余裕がある」って一喝されちゃうんですよねー!
うわーーー!!!それを言われてしまったら~・・・
確かに、一度、ささいな一言で由紀を傷つけ失った経験のある真冬が、なぜ、こんなにデビューをすることに迷うのか?と不思議に思えてくる気もしますが・・・
いや・・・その経験があるからこそ、自分が放つ一言に慎重になっているのかも・・・といろいろ考えちゃいました
でも、考えている間に周りからどんどん置いて行かれる感のような焦りが湧いてきている真冬
6巻の最後では、真冬の心はひとり孤立しちゃています
もう少し、真冬が自分の気持ちを言葉に出せる子だったらよかったんだけど・・・!
でも、それができない分、真冬はそっと傍で寄り添ってくれる子なんだし・・・他人の感情にも聡い子なんだし・・・!
うう・・・読んでいて、すごく歯がゆい気持ちになる6巻でした~!
サブタイトルは「柊編」
6巻は「柊編」が収録されていて、柊が玄純の背中に引っ付きながら、玄純のことを「好き好きー!!」って思っちゃうシーンとかすごくキュンってしました
でも・・・
玄純視点で見たら?
玄純は、柊が由紀のことを好きだと思っていた???
ああっ!もうっ!!
柊は、こんなに玄純のこと「好き好き」言っていますよ?!
これ、心の声が聞こえるとかって裏設定ないの?!とむちゃくちゃじれじれした!!
由紀と真冬がニコイチって関係だっていうなら、柊と玄純もニコイチって関係だと思うんだけどな~・・・
あ!
でも、もしかして、ここに由紀がいたら・・・柊と玄純はここまでべったりになっていない?
死後もいろんな人に影響を大きく残す由紀の存在のでかさが描かれている6巻
ほんとねー・・・なんで、由紀は死んじゃったんだろう?(←たぶん・・・これ言うの100回目くらいだよー?笑!)
描きおろし
描きおろしは、4コマ漫画が7つ(7編っていうの?)入っています
春樹のお姉さん!いい人だ~!
春樹のカレシの写真を家族のグループSNSにのせちゃうおちゃめな人だった!
高校生らしい文化祭を描いた4コマも楽しかった!
女装ネタは鉄板だな!
真冬の執事姿に一番きゅんと来たけど(笑)
海ホタルの感想まとめ
6巻はキャラクターひとりひとりにスポットが当たっているのも面白いなって思いました
由紀の残した曲を完成させる立夏の想いを描いた部分もなかなかつらかったですね
「昔の恋人が残したラブレター」って表現をされていますが・・・
うまいこというなって思いました!
あとね!6巻では、ギブンの4人が一度もそろわなかったのが寂しかったです!
7巻では4人一緒でバンドする姿が見れるのを祈っています