本日は、「ディアプラス2020年8月号」より「花恋つらね」の紹介です
高校を卒業して、しばらくの間、ウキウキラブラブしていたふたりですが!
次なる試練がやってきましたね~!
では!紹介に行ってみましょう~!
目次
ディアプラス2020019年8月号
「花恋つらね」第38話 紹介(ネタバレ有)
二人の前に立ちはだかる後継者問題
蔦丸から、「今すぐ別れろ」と言われた惣五郎と源介
「なんで?」と聞き返すと
「あんたたちは歌舞伎役者で、後継者を残していかなきゃダメなんだよ!」と言われる
特に源介は「寿一郎」を継ぐものだから、「後継者を作るのは絶対だ」と言われる
源介は「俺は“寿一郎”みたいな役者になりたいんであって、“寿一郎”の名前がほしいわけじゃない・・・・兄貴(蔦丸)が襲名すればいい」と返事をする
源介の答えを聞いて「それができるならそうしてるよ!」といきり立つ蔦丸
蔦丸は、苦々しい顔をし「勝手は許さないから」と部屋を出ていく
武市も、後継者問題はどちらにしてもぶち当たる問題だから、お前らのことは俺も賛成できない。と言う
そして、武市は、蔦丸の後を追う
蔦丸は背中を丸くして座り込んでる
蔦丸だって、自分が“寿一郎”を継げるものなら継ぎたいと思ってる
でも体格的に、立役(男役者)にはなれなかった蔦丸
自分の方が兄なのに、弟を自由にさせてあげることができないのがつらいみたい・・・
自分を責める蔦丸をなぐさめる武市
武市は、菊右衛門は4か月前から源介と惣五郎の関係を知っているのに放置している・・・どういうつもりなんだ・・・と考えている
問題の深刻さに気付く惣五郎
2人残された源介と惣五郎
源介は、いつか「後継者問題」については言われるだろうなって思ってた。と話す
え?そうなの?と驚く惣五郎
後援会の集まりに行くと、兄貴が「結婚はまだですか?」とよく聞かれているから・・・と答える源介
惣五郎は、それがわかってて、よく、おれと付き合おうってなったな・・・と聞く
そしたら、源介は「だって、好きな子が俺のことを好きって言ってくれてるのに!そんなチャンスを逃すわけないだろ」とチュッとする
源介は「兄貴たちを説得する方法を考えよう」と言うけど、惣五郎の顔は晴れない
前向きな源介に対して、惣五郎の気持ちは後ろ向き
なんとか武兄と蔦丸さんを説得できたとしても・・・
次は、後援会への言い訳を考えて、父さんや母さんへの言い訳を考えていかなきゃいけない・・・
単純に「世間にばれなきゃいい」って問題じゃないんだな・・・と気持ちが沈む惣五郎
そして!
迎えた4月大歌舞伎の舞台本番!
舞台裏を歩いている惣五郎の耳に「玉乃屋と大谷屋が一緒に出るようになってよかったな」と話す声が聞こえる
一時は、玉乃屋と大谷屋は共演NGとなっていた昔話を話すスタッフたちの会話に、「じーちゃんたちの喧嘩ってみんな知ってるんだな」と思う惣五郎
スタッフたちの会話は、“寿一郎”の襲名もそろそろだろうという話になる
源介は、器量がいいし、次世代も期待できるなー・・・と話すスタッフたち
それを聞いて惣五郎の気持ちはさらに暗い方向へ!!!
世界一周、愛と人生を変える旅。 同性カップルの朝日と深月は「世界一周二人でできたら結婚しよう」と旅に出た。性格の違いですれ違いながらも異国の文化や出会いは二人を変えていく。旅×グルメのBLジャーニー開幕!
大丈夫!なんとかなる!
源介が惣五郎の楽屋に遊びに行くと、惣五郎が眠ってる
うなされている惣五郎を見る源介
そこに、惣五郎のアラームが鳴って惣五郎が目を覚ます
源介は「うなされていたけど・・・」と心配する
惣五郎は「え?」という顔をし、「おれらは別れた方がいいんだなって夢を見てた」と答える
自分の中にそういう気持ちがあって、そういう夢を見たんだと思うと言う惣五郎
源介は、惣五郎を人気のない楽屋裏に連れていく
「なんでそういう考えになるんだよ?二人を説得しようってなったろ!」という源介
惣五郎は「でも、考えれば考えるほど、蔦丸さんの言うことがわかる気がして・・・」と答える
惣五郎は、もし、今回、蔦丸さんと武兄を説得できたとしても、この後、ずっといろんな人に言い訳していくことは続くだろ!と言います
源介は、そんな先々のことまで考えてるのか?と驚くけど
惣五郎は「何度も何度も、何年も何年も言い訳しなきゃいけないんだぞ!」と言い返す
そんなことになったら、やっぱり面倒になって別れることになるかもしれない・・・という惣五郎
でも、そうなりたくないし・・・そうなってほしくない・・・という惣五郎の言葉にキュンってくる源介
惣五郎をギュッとして「そうならなよう、なんとか方法を考えよう!」という源介
惣五郎は「そんなのできるのかよ?」と不安なまま
だけど、源介は「両思いなのに、なんで別れなきゃいけないの?おかしいじゃん!」という
不安な顔の惣五郎に向かって、どーんって顔で「大丈夫!なんとかなる」という源介
そして・・・
ふたりの後ろの壁後ろには、2人の会話を聞いている菊右衛門の姿があって!
菊右衛門の頭には、昔、源介と同じように「大丈夫だ」と言った12代目寿一郎の姿があって・・・
海ホタルの感想まとめ
2人の関係を知って、ずっとハラハラしていた蔦丸だけど
こういう複雑な感情を抱えていたんですね!
前回、蔦丸が、「一時的なつきあいならいいけど、そうじゃないなら別れろ」と言ったのは
男同士なのが問題なんじゃなくて、後継者問題を考えての発言だったんですね・・・
2人の関係を知って沈黙している菊右衛門も気になるところです
この菊右衛門と、源介の祖父の12代目の間でも色恋っぽいことがあったと予想しているのですが・・・
そこのあたりもはっきりしていくのかな?って期待したいです
歌舞伎の世界を舞台にした業界BL「花恋つらね」