こんにちは!海ホタルです
2015年からルチルさんの方で不定期連載されていた「アンチロマンス 1巻」がようやくコミック化したよ!
長かったね~!!笑!!
で!ソッコー読んでみたのですが!
ぶっちゃけ、 1巻はね~・・・
これからってところで「続く」になってるから!なんて表現していいのか難しい!!笑!!
ひとつ自信を持って言えるのは、もし、このふたりが男女であったならば、ある日突然、ノリで「結婚しちゃう?」と結婚してもおかしくないよな・・・ってこと!
実際、こういう感じで一緒にいて、燃え上がることがないまま結婚をし、でもお互いちゃんと好きで、末永く一緒にいる夫婦ってたくさんいるもん!
でも、男同士だから、そうならないというのが、歯がゆくもあり、めんどくさくもあり、複雑なんだよな~・・・しみじみ・・・
では!紹介に行ってみましょ!
目次
作品紹介
幼なじみで、同級生で。高校卒業後ルームシェアを始めてから気がつけば6年――。広告代理店でライターをしている柿谷と美容師の周防の関係は、「友達以上」ではあるけれど、その先に進むには、お互いためらいがあり、ぎくしゃくしていて……!? 雑誌掲載時のカラーイラストを電子限定収録&電子限定おまけ付き!!
「アンチロマンス」のここが面白い
甘え甘えられて友達と言うには近いふたりだけど・・・このままじゃくっつかないよ?
作者様があとがきで「友達というには仲がよすぎて、家族みたいで、でも、家族というには執着心がありすぎるという男同志の設定で考えたときに、そんな劇的にはならない」という一言があるのですが!
もう!
その言葉通り!
劇的展開はない!!!
山場はどこだ~!?って感じ!!笑!!
主人公の周防と柿谷は、高校時代から一緒にいて、卒業と同時に同居をはじめ、今は、周防は美容師に。柿谷はライターといて働いている
ふたりの関係を表す言葉は「幼馴染」「同居人」「友達」といろいろあるけど
柿谷は、人付き合いが得意なタイプじゃないし、無口な男なので
周防との関係を言葉で言い表せる時点で、彼は柿谷にとって「特別な相手」と言ってもいいと思う!
周防の方も、柿谷が寝ている姿を見て、耳元を触っちゃたり、顔を寄せたりしているので柿谷のことを好きだと思う!!
けれど!!
ふたりの関係が「同居人」止まりで、ガッと盛り上がらないのは!?
柿谷は、周防のことをノンケだと思ってて片思いに甘んじているし
周防は、自分の気持ちにすごく鈍感で、自分から離れていかない柿谷に甘えているため!!
お互いが好きだからこそ、今の関係のままでも問題がないという・・・
もうね!
性欲どこにおいてきた?
ちょっと!これ、BLマンガとしては、盛り上がりに欠けるんですけど?ってふたりなのです!!
こういう二人の場合
当て馬でも登場しないとラブは進展しないわけで!!
はい!
そこで、柿谷の仕事関係者である戸和田さんが登場です!
自分が飲みに誘っているのに、柿谷が戸和田さんと飲みに行こうとしているのを見て
あきらかに不機嫌になる周防
でも、柿谷が、すぐに帰ってきてくれて、今度はうれしくなって抱き着いちゃう
周防にいきなり抱き着かれた柿谷の方は、緊張で目がグルグルですよ
その顔を見て、周防の方は、柿谷の気持ちに気づいている
気づいているけど、それ以上は踏み込まず、「同居人」の距離をキープし続けるわけです
お互いが相手の出方を待っているから、なかなか「友達から恋人」に進展しないふたり!
戸和田さんがいい仕事をしてくれて、ちょっとだけ関係が進んだような・・・進んでいないような・・・いや、進んでいるのか・・・ってところで次巻に続くとなっています
不思議な存在の戸和田さん
アニメイトについていた小冊子には、十和田さんとマスターの出会い話が載っていました!
この戸和田さん・・・すっごく不思議な人で
本編を読むと、柿谷のことを好きなのかな?って匂わせておいて
そこまで執着はない感じで、いい感じでおせっかいを焼いて、柿谷の背中を押しちゃっています
すごくキャラ的に好きなのですが、このままおせっかいな立ち位置だけで終わっちゃうのでしょうか?
どうなんでしょうね?
海ホタルのまとめ
男女だったら簡単なことが、男同士になった途端、複雑になるってところは面白いと思ったし
相手の気持ちに気づいていながらも一歩踏み出せないってふたりが
今後、どう変化していくのか?ってワクワク感がありました
最後、押し倒したはいいけど「やばい・・・この先どうすれば・・・」とぐるぐるしている周防の姿に笑えたしね!
わたしが思うに、この作品は、巻数を重ねることで面白さが増していきそうな気がします
周防と柿谷が、愛し愛されるカップルになれるのか?
エロには、まだまだ遠い二人!
今後の展開を楽しみにしたいと思います
押し倒したのに押し倒されて・・・って展開が見れます!