「窮鼠はチーズの夢を見る」の公開日が決定しました!
2020年6月5日です!!
絶対に見に行きます!
でも!原作のよさが損なわれていないか・・・不安でいっぱいです!(←かなりの本音!)
現段階でわかっている情報をまとめたいと思います
目次
コミック「窮鼠はチーズの夢を見る」について
水城せとな先生がレディコミ誌「Judy」増刊にて、2004年からアラサーから主婦層向けに描いた男同士の恋愛コミック「窮鼠はチーズの夢を見る」
ナンバリングがありませんが、「窮鼠はチーズの夢を見る」が1巻
「俎上の鯉は二度跳ねる」が2巻となっています
10年以上前に描かれた作品で・・・さらに腐女子向けではなく、あくまで女性向けに描かれたこちらの作品
ソフトな男同士の恋愛ものかと思いきや・・・
リバ展開ありでリアルピンコ寄りの描写と言うアダルトぶり!
むさぼるように男同士で抱き合うエロシーンや、リバ展開になった時のほとばしる熱情!
犯す側と犯される側というエッチにおける役割分担が上手く表現されているすごさ!
いやねー
もう!ほんとうに腐女子歓喜のコミックとなっています
ストーリーはこんな感じ
奥さんがいるのに優柔不断で流されやすいモテ男の大伴恭一
(女性受けがいい波風をたてない優男風のリーマンなんです!!)
大事にしたい妻がいるのに、女性から誘われると断れずについつい浮気を繰り返している
そんな彼に、妻がやとった興信所の人間が近づいてくるのですが
それが、恭一の大学生時代の後輩の今ヶ瀬渉だったんです
今ヶ瀬は、浮気している証拠を見せ、「キスをしてくれたら、奥さんに黙っていてもいい」と恭一に取引きを持ち掛けてくる
たかがキスひとつで浮気の証拠をもみ消してくれるなら・・・と取引に応じる恭一
だけど・・・
ここから今ヶ瀬の怒涛の口説きが始まるわけです
大学生時代から恭一がずっと好きだったゲイの今ヶ瀬
彼氏がいても恭一のことがあきらめきれない気持ちがずっとあって
それが再会したことをきっかけに、心の秘めていた気持ちを惜しみなく出すようになるのです
流され気質で優柔不断な男である恭一を厳しく責めたかと思うと
この上なく甘く熱い告白をしてきたりする
今ヶ瀬の熱い思いは優柔不断な恭一の心を揺さぶる
恭一は、妻と離婚後・・・他の女性と関係を持ったりしますが
恭一の心を激しく揺れ動かすのは今ヶ瀬だけで・・・
だけど、恭一は、今までの自分のセクシャリティを変えるのが怖くてたまらないんですね
わたしは、恭一が、「今ヶ瀬が女だったらよかったのに・・・」と考えるシーンが何とも好きで・・・
もし・・・今ヶ瀬が女であったら、受け入れることはたやすかったはずのに
「男だから」という理由だけで、受け入れられないと悩む恭一の姿はかなりのリアル寄りの葛藤に見えました
あと・・・この作品の好きなところは、今ヶ瀬のしたたかさと不安定さのアンバランス
かなりの策士ぶりで、男と関係を持つことを怖がっていたノンケの恭一をみごとに堕とし、さらにリバ関係まで仲を深めることができた今ヶ瀬
けれど、彼は、恭一が好きすぎて、心に安定が訪れることがない
わたしが思うに・・・
今ヶ瀬は、好きで好きでたまらない恭一を自分と同じ側に引きずりこむ所までは覚悟をもっていたけれど
くっついた後の覚悟まではしていなかったんだと思います
BLコミックであれば、ここら辺は、葛藤の末にとんとん拍子でハピエンになりますが
こちらの作品は、ハピエンでありつつもどこか不安さを残すラストとなっています
でも・・・ノンケを好きになるって・・・本当は、常にこういう不安がつきまとうものなのかもしれません!
雪が舞う中で、ふたりが今後の話をするラストのシーンが本当に胸にグッとくる作品なんです
「窮鼠はチーズの夢を見る」のマイクロ版配信スタート
「BookLive!」「ひかりTVブック」「楽天kobo」さんでは、2月10日まで第1話~第3話までが無料で読めます
マイクロ版とはなんじゃ?とチェックしてみたら
ばら売り配信のことみたい・・・
あれ?でも、12話まであるな・・・と試し読みで確認したら
「俎上の鯉は二度跳ねる」(←実質2巻にあたる巻)のラストまでが「窮鼠はチーズの夢を見る」マイクロ版として配信されていました
これは
映画の方が、「俎上の鯉は二度跳ねる」の部分も含めて「窮鼠はチーズの夢を見る」として公開されるからでしょうか?
ちなみに作者様のブログをチェックすると
今後発売される電子書籍・紙書籍ともに
全年齢対象にするため、絵やセリフの加工・修正・削除が一部行われているそうです
無料で試し読みできる電子版と、わたしが持っている紙コミックと照らし合わせてみると~
あ!!!リアルピンコの描写がなくなっている!!!
BLでよく見るあきらかな局部修正がされているわけではなく、例えば、リアルピンコを咥えている登場人物をズームアップすることによってピンコがコマに入らないなどの修正が行われています
どうしてもリアルピンコが入る部分は・・・白をぼんやりと入れることでごまかしている感じです
セリフも一部修正・削除が行われているってことなんですけど
試し読みできる部分だと「ホモ」という二文字がなくなっていた・・・
うーーーん・・・時代だね~・・・しみじみ・・・
わたしが確認できるのは試し読み部分だけなので
SNSのほうで、どのくらいセリフが変更されているか確認しようとチェックしてみたら
あら・・・荒ぶっている方がちらほら・・・
どうも、すでにコミック版を電子で購入していた方の作品も修正版に切り替わっているみたい
ええ!!!それは・・・ちょっとひどい!!
どの部分のセリフが変わっているのか、すごく気になるんだけど・・・
その確認は、「完全版」で確認したいと思います
「窮鼠はチーズの夢を見る」完全版が発売!
はい・・・
4月10日に「窮鼠はチーズの夢を見る」完全版が発売されます
「月刊flowers」3月号に掲載の番外編「ハミングバード・ラプソディ」もこちらに収録される予定なのかな?
こちらの完全版は、全年齢対象の修正版となっています
わたしは、こちらを買う予定です(^^♪
「月刊flowers」3月号には新作読み切り「ハミングバード・ラプソディ」が掲載
1月28日発売された「月刊flowers」3月号にて「窮鼠はチーズの夢を見る」の完全新作読み切り「ハミングバード・ラプソディ」が31Pで掲載されています
ストーリーは、今ヶ瀬の思春期である高校時代を描いてから、当時の女友達の結婚式に出てってお話です
恭一と今ヶ瀬、二人が同時に出るシーンは最後にちょこっとだけ!
エロなしです
結局のところ、ささやかな日常を毎日送ることができる関係が一番大事ってことが言いたいのかな?って感じでまとまっています
腐女子目線で読むと、かなり物足りない内容でしたが
まあ・・・もともとBLとして描かれている作品じゃないしね・・・
物足りないけれど、仕方ない?
でも、完結した後のふたりのエロには絶対に変化があったと思うんだよねー
そこを見たかったなー
海ホタルのまとめ
個人的にはですねー
映画版はコミック版とは切り離して考えるべきだと思っていて・・・
大伴恭一役の大倉忠義さんも今ヶ瀬渉役の成田凌さんもこのうえなくイケメンでいい俳優さんだとわかっているのですが・・・
公開されている二人の画像を見る限り
私の思う大伴恭一と今ヶ瀬渉とはかけ離れているんだもん!
私の中の大伴恭一はこんなにかっこよくない!(笑)
私の中の大伴恭一は、お人好しな感じのなさけない優男なんですよ!
でもって、今ヶ瀬渉は話しかけずらい雰囲気の高圧的イケメンって感じなんですよねー・・・
私の中のふたりのイメージからは、かなり程遠いビジュアルと空気感・・・
だからね・・・絶対に映画を見ますが・・・不安でいっぱい・・・
テーマそのものが変わるってことはないと信じていますが・・・
ムカついて席を立ったらどうしよう・・・・
海ホタルさん、こんばんは-。
私もこの作品の映画化が楽しみで楽しみで、、「2020年最も楽しみにしている映画」なんです!日本の映画史上、同性愛をテーマにしている作品で、ここまでメジャーな俳優同士を主役にして製作されたものって中々なかったですよね?(ドラマがヒットしてから映画化された「おっさんず~」を除いては)
それでなくても水城先生のこの作品はありきたりな「名作」という言葉では言い表せないほど秀逸なBL作品ですし(腐って以来大量のBL漫画や小説を読んできた私ですが、、こちらほど自然にリバを展開したり、ヘテロ男性がゲイ男性にひかれるリアルな心理描写を上手く表現している作品は他に読んだ事がない、、というくらい凄い)
映画化されたら映画館に観に行こう、、2020年の夏が楽しみだ-、と考えていたんですが(それこそ五輪より楽しみで。)
ところが、ここにきて、「WHOは新型肺炎のピークは4月5月に来ると予想。終息は夏頃か(?)」みたいな予想を出したとTVで専門家が言ってるのを聞いて、「映画どうしようかな。。夏頃にまだ上映されていて、新型肺炎騒動が終息していれば観に行けるかな、、」と迷ってます。
映画館て密室ですし、数時間多数の人間と同じ空間で過ごす事になるので、、新型肺炎の騒ぎがおさまるまでは、私は個人的には避けようと思っているスポットの一つなんです。出来るだけ早く騒ぎがおさまる事を切に祈ってますが、どうなんでしょうね??
木原先生の作品は確かに痛い描写が多い作品が複数ありますが、やはり完成度の高い作品が多いので(COLD以外で言うとFRAGILEとか。)衝撃的なシーンはとばして読むのがオススメです。
ちなみに英田先生の「神さまには誓わない」のイラストは円陣闇丸先生ですよ。イラストが美しすぎて、、ただただ眼福で。内容もとくに覚悟なく読んでもサクサク読み進められる感じです(購入されても積本にはならないと思います)。
海ホタルさんはBL小説については、あまり記事をUPされていませんが、それはBL漫画に比べて読者さんの食いつきが悪いからですか?
それではまた~
チェリーさんへ
俳優陣が本当に豪華ですよね!
演技力もある俳優さんなので、その部分は安心して見れそうです
ただ、とにかく原作のイメージが壊れないかだけが心配で・・・
原作・・・すっごいいい作品じゃないですか?わたしはBLにハマった当初に読んだ作品なのですが、ほんとうに衝撃がすごかったですよ
しかも、読み返すたびに、いろいろ気づきがある!
ほんと、名作と言われるのも納得の作品です
「新型肺炎のピークは4月5月」!!!
え!!そうなんですか!びっくり!!!
夏ごろに終息って・・・そんなに長く流行るの?今だって、けっこうビクビクしているんですけど・・・この状態が夏まで続く!?
うっわーーーー・・・まじか!?
映画館・・・密室ですもんね・・・見に行く気満々なんですが・・・大丈夫かな・・・
木原先生作品・・・衝撃的なシーンはとばすっていう部分に笑っちゃいました
わたしも、衝撃的なシーンは二度読み出来ずに飛ばす派なので・・・
読んでいても、脳のほうで受付拒否しちゃいます
木原先生といえば「美しいこと」がすごく好きで!大事に大事に手元に置いています
これは、痛みもなくほんと素敵な作品でした!日高ショーコ先生の絵がこれまた美しいんですよ!
BL小説に関してはイラストも大事ですよね!円陣闇丸先生の絵も美しいですよね!うっとりしちゃいます(^^♪
ブログ記事にBL小説の紹介が少ないのは・・・書くと、ものすごい長い記事になってしまうからかな?
マンガに比べてBL小説はストーリーがしっかりしている分、どうしてもしつこい感じで記事を書いちゃうんですよねー
よさを伝えようと、ついつい言葉を連ねちゃうんです
短く要約すると、それはそれでよさが伝わり切れなかったりして・・・
なかなか難しいですよね!
海ホタルさん
こんばんはー!超お久しぶりです♡今さらですが、今年もよろしくです!
(やっと言えた)
ほんと、ぼーっとしている間に日々は進んでるなー、チコちゃんに叱られるわ
「オールドファッションカップケーキ」でも、大人が1年過ぎるの早く感じるのは、毎日に変化がないせいだって言ってたけど、まさにそれです
時々あのマンガもう一度読もうかなーって、積読いっぱいあるのに思うんですけど、「窮鼠はチーズの夢を見る」も度々読み直す好きなマンガです
本屋でビックリ、固まった(o_o) ! 初めて実写化の事を知り(遅い!)
え? 大丈夫なの? ゆるふわなやつじゃないよ? ガチなやつだよ?
と心配になりました もちろん、見に行くけどね!
そうそう、聞いて下さいよ!
私も樋口美沙緒先生が大好きで、「ムシシリーズ」、最初、ムシが出るの?と躊躇してたのに、読み出したら止まらず、全シリーズ揃えるくらいなので、もちろん今回の10周年の本も、2冊セットで注文していたのです
早めに11月に注文していたのを忘れて、1月に入ってからも注文しちゃってねー それに気づいたのが、発売日の前日!OMG!発送準備中になってるよ!慌てて、コミコミさんに、キャンセルのメールしてみたら、受け付けてもらえましたけどねー
ほんと、最近忘れっぽくて困るよ(>_<)
樋口先生のnoteを見ると、すごく明るくて面白い方だなーと思うのですが、気になるのは、めっちゃ美人という書込みをよく見かける事
確か、沖縄出身だったはず だからかなー?
老眼ひどくて、ブルーライトカットのリーディンググラス買いました
(老眼鏡とは言わないゾ)
それでは、またコメントしまーす
みかりんさんへ
お久しぶりです!お元気でしたか?
「窮鼠・・・」の映画化は・・・原作を知っている身には「ほんと大丈夫?」って思いますよね!
有名な俳優さんが出ているから、ハードなシーンはすべてカットかも・・・と思っています
でもR指定入っているしな・・・
ほんと、どの程度の濡れ場になっているんでしょうか?
「ムシシリーズ」面白そうですよね!
コミックを読んでからも、ずっと口コミチェックをしていて!!すっごい気になっているんですよ!
けど・・・けっこう巻数も重ねていて・・・
うーーーん・・・集めるか否か迷っているところです
>早めに11月に注文していたのを忘れて、1月に入ってからも注文しちゃってねー
あるあるですね!わたしも、時々やりますよ!(笑)
でも、直前に気づいてキャンセルできてよかったです
10周年の本も口コミを見ていると、すごい好評のようで!
未読の身ですが・・・・すっごい気になる~!
ブルーライトカット!大事ですよね!
ずっとネット画面を見ていると目がしょぼしょぼしてきますよ~・・・
ではでは!今年もよろしくお願いします(^^♪
売り切れ店続出で、とんでもないことになってますよね(^0^;)
昨日興味津々でうちの近所の書店を覗いてみたんですが、チーズ5冊、鯉1冊ほど在庫がありました。
これ、昨年夏の映画化フェアで大量仕入れ(平積み)されていた残りだと思うんですよね。
こんな田舎町でどうやって売り切るんだ(各50冊以上はあった記憶)と勝手に心配していましたが杞憂でしたね。
ぶっちゃけ時代の流れも出版社の都合も仕方が無いと思ってはいるわけですが、購入済みの電子書籍を予告無く改定したのだけはいただけなかったです。
Twitterにも書きましたが、電子にR18版の選択肢を残してくれたら文句無いです。
ようは、未成年の目に触れさせなきゃ良いんでしょ!です。
>私の思う大伴恭一と今ヶ瀬渉とはかけ離れているんだもん!
あー、わかる。
私の中で大伴はもっと駄目男で、今ヶ瀬はもっとシャープなイメージでした。
全く違うわけじゃないけど、微妙に残念感が・・・(;´Д`)
まるかーとさんへ
「窮鼠・・・」は売り切れ店が続出らしいって・・・SNSのほうで見て!びっくりです!
これ・・・修正版か否か、表紙で見分けがつかないっていうのがまずいですよね
買って、家に帰って開けた時点で「あ!修正版だった!」ってなる可能性もあるって・・・ほんと、信じられないですよ!
大人の事情がいろいろ絡んできて・・・ファンにはもやもやだけが残りましたが・・・
でも、話題にはなったし、映画配給会社的にはOK!って感じなんでしょうね