こんにちは!海ホタルです
先月、「最終回」を迎えた「ラブネスト」
今号では「後日譚」が掲載されました
42Pというボリュームのあるページとなっています
個人的感想としては・・・
- 要ちゃんの姿がちょっとでも拝めてうれしかった・・・
- 穂積と旭に出会いは結局、運命だったってこと?
- ナルは、本当に・・本当に“いい人”だった?
さらりと・・・ほんと、さらりと紹介記事に行きたいと思います
目次
「ラブネスト」後日譚(ネタバレ有)
Gの前にはどんな愛も危うい・・・
ナルの持ち物である豪華なマンションを出て旭の持つオンボロビルの事務所へと引っ越した穂積
愛があれば・・・綺麗好きの穂積だって、このオンボロビルで生きていける!?と思えた最終回!!
しかし・・・
苦難を乗り越えようやくっついて、エアコンもきかないような部屋でイチャコラをしだすふたりの愛を邪魔するものが現れるのです!!
奴の名前は「GOKIBURI!!!!!」
少々・・・潔癖症…いや、神経質な性格の穂積は、Gを目にし、エロくて甘い空気をぶったぎって雄たけびをあげてしまう
そして、そっこー!!ナルの元へと走るのです
ナルに、もう少しの間、部屋を貸してほしい!という穂積
旭は、「あんなもん、どこからでも入ってくるぞ」と、「たかがGOKIBURI」扱い
しかし、穂積は「事務所にはあんた一人で住め!ちゃんとG対策をしてくれるまで戻らない!!!」
最終回で、「旭が一緒ならどこまでも・・・」といった言葉は、早々に撤回です
穂積はナルに抱き着いて泣きついている
ナルは穂積に「かわいそうに・・・」といい、マンションの部屋は、次に入る人が決まっているから二か月が限度だけど住む?って言ってくれる
穂積は、ナルに感謝し・・・
旭に、二か月の間に、事務所を安心して住める場所にしてくれと頼む
プラウ諸島を束ねる「王」を決める聖戦が始まった。闘いの勝敗はシンプル。先に射精したほうが負け。外国へ留学していた戦士の一人・ハートは闘いのため島へ戻るが、彼は秘儀を習得していた。その秘儀とは全くの無防備だった「尻」を攻めることだった!!
キーワードは「赤い傘」?
そして・・・
ナルは穂積との別れ際に、店でパーティをすることを伝え、「内輪のパーティだからおいで。」と誘う
穂積は「旭もくるの?」と聞くが、ナルは「一応誘ったけど、断られちゃった」と答える
穂積は、「なら・・・真理江と・・・郁と伊藤君(要ちゃん)を呼ぼうかな・・・」と思うのです
そして・・・
玄関を出ていくナルに、夕立が降りそうだから・・・と傘を貸す
穂積の差し出した傘は綺麗な赤色で・・・
ナルは「匡人(穂積)は、昔から赤い傘を使っていたよね・・・」という
穂積は、「男だけど、好きなんだ。俺」と答える
ナルは「一度見たら忘れられない印象的な色だ」と傘を見るのです
不動産会社で働くサラリーマンの春田。営業成績は振るわず、いつか素敵な恋に巡り合えると信じながらも、合コンでは失敗ばかり。そんな春田を好きになってくれたのは予想外の人物で…!?
元嫁とたまたまあった旭。穂積は・・・
そして・・・
旭と事務所を一緒にDIYをする羽目になる穂積
穂積は、かっこよくDIYしていく旭についつい見惚れちゃう
そして・・・
足りない材料を一緒に買いに行く穂積と旭
その買い物の最中
穂積が旭と離れるんだけど・・・
その間に、旭は子どもを連れた元ヨメと再会・・・
小さい子供を連れた元ヨメにやさしい旭
旭の元ヨメも「あなたが最後のくれた言葉が背中を押してくれたから・・・私は今幸せです」という
元ヨメに「そうか・・・」と答える旭
それを遠くから聞いていた穂積
穂積の方が「幸せ」だといった元ヨメに対して怒ってる
でも旭は「バカだな・・・あそこで“不幸です”って言われてみろ。気になって悶々としちまうだろ」と答える
穂積は「俺だったら、不幸だったら“ざまーみろ”って腹抱えて笑ってやるけどね」と答える
そして・・・
夜・・・
事務所に帰らずナルのマンションへと泊る旭
元ヨメの出現で元気のない穂積のことを心配したみたい
旭は、自分が子供を作るのがほぼ無理な体質であることを穂積に語る
でも、元ヨメは子供を欲しがっていて・・・・
たった一度の不貞で子供ができてしまった
自分自身も病院通いがつかれていた時だったこともあり・・・「逃げたんだ」と語る旭
そして・・・うとうとしだす旭
そんな旭を見て「それが一体どれほどの痛みだったんだろう・・・」と思う穂積
うとうとしている旭に「寝るならベッドに行けよ」というんだけど
旭は穂積の膝枕で眠りだす
穂積は「男の足なんて柔らかくないだろ」っていうんだけど
旭は「枕はかためが好きなんだよ・・・俺は」と答える
その言葉は、穂積の心の響く・・・
旭が「言葉にすれば少しは楽になる」と教えてくれたことを思い出し、「これからは一人で我慢しなくてもいい・・・」と思う穂積
ソープランド店長・東條の悩みの種は、半年前に開店した真向かいのライバル店店長・西元寺だ。何かとからかわれるし、客は奪われるし、最悪である。ある日、売り言葉に買い言葉で売上アップのアドバイスを名目に、西元寺からエッチな実技指導を受けることに…
旭と穂積の出会いは「運命」だった?
そして・・・
穂積はナルに誘われてパーティへと行く
先に店に来ていた真理江ちゃんが「旭の恋人に会えるチャンス」と言っていて・・・
穂積は、「今日は旭はこないけど?」って思う
思っている側から無精ひげをはやした旭が登場
どうも・・・
穂積が無事に「すべてをゆだねられる相手をみつけることができた」お祝いのサプライズパーティだったようで・・・
でも、そんなことを知らない穂積は、郁や要ちゃんをこのパーティに誘っていて・・・
旭に全力で「なんであんたそんなだらしないカッコで来るの?」とせめてだらしないひげ面だけでもなんとかしようと必死になる!!!
しかし・・・
時すでに遅し・・・
郁と要ちゃんが店に来る
「終わった・・・」と思う穂積・・・
でも、みんなに祝福され・・・
パーティは盛り上がり・・・
そして、祝宴は終わり・・・
ナルとマスターがしんみりと語る・・・
そして・・・ここで判明するのは、数年前の事実・・・
数年前・・・
元カレに振られ自暴自棄になった穂積
そんな彼とネットで知り合ったモブが穂積を仲間と輪姦しようとナルのバーで待ち合わせしていて・・・
目印は「赤い傘」
当時、ナルの店でバーテンダーをしていた旭は、その日が、バイトの最終日で・・・
その話を聞いた旭がナルに、「店に高校生みたいなやつがきたら追い返せ」って言ったんですね
ナルは、この当時からナルで「痛い目見るのも社会勉強だろ」って感じなんですけど
旭は「最後の仕事にケチがつくじゃないか」というのです
その旭の言葉にナルは「やれやれ・・・」と、店の前で赤い傘を持っている子に言葉をかける
それが・・・穂積だったんですね・・・・
それを知っているのはナルだけ・・・
ナルは「二人に教えたらつまらないよな・・・」と思っている
最後はナルのセリフで終わっています
公園で旭を待っていて・・・・旭がくる姿を笑顔で迎える穂積
このシーンでナルの一言
「旭の傷を本当の意味で癒すとしたら・・・これから二人でつくる「何か」じゃないかなって僕は思うよ」
海ホタルの感想
いやー・・・後日譚・・・いや・・・もしかして「前日譚?」と思いました
実は・・・わたくし・・・・
旭×穂積カップルは・・・・
マンガとしては評価が高めですが・・・
ほんとーに、ほんとーに!!評価は高めですが!!
あまり共感ができないカップルだったですよね・・・あはー!
まあ・・・その部分は、誰にでも「地雷」があるものと大きい気持ちで受け止めてくだされば・・・と思います
さて・・・
後日譚を読んで思ったのは・・・
個人的にですが・・・
けっこうナーバスな問題を描いていると思いました
どの登場人物の視点で読むかによって、こみ上げてくる感想も異なってくるのではないのでしょうか?
でも、これはBLなので、メインカップルが幸せになれば、それが正解なんだと思うんです
だから、最後に、穂積と旭の幸せな笑顔を見れたのはすごいよかったと思います!!!
ナルも、最後はほんとーにすごいいい人だったし・・・
(このナルを幸せにするのは一体だれなんだろうなー・・・と思うけど!!)
結局のところ・・・旭と穂積がくっついたのは「運命」だったということで・・・
南月ゆう先生の作品には「いいひと」しか出てきませんね!!!!
その器の大きさ・・・人としての大きさ・・・ほんとうに見習いたい・・・