いつも側にいた君が今はもう・・・「さらば、佳き日3」茜田千

sarabayokihi

現在、最新刊となる「さらば、佳き日」3巻のレビューです。
実はこちらのコミック、1年の間にで1巻から3巻までの計3冊が発売されています!!
すごい発刊スピードですよね。
わたしは、「comic it」の方の連載にも目を通していますが、コミック化されたものも買っています。
加筆修正などの場所を探すのもひとつの楽しみですよね!!

作品詳細

 このマンガがすごい2017「オンナ編」にて13位
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
レーベル:it COMICS
発売日:2016/12/15

大学進学を機に晃が家を出てしまったことで、日々の中に埋めきれない虚ろさを感じていた桂一。
そんな中、仕事で家を空けていた母が帰国し、母の言葉に桂一は晃が家を出ていった意味を考える。
堪えようのない想いに、桂一が出した答えは――。

引用:KADOKAWAサイトより

公式サイト

本格派オトナ女子のための少女コミック誌「COMIC it」で現在好評連載中

このマンガのここが面白い!

3巻で初登場の母親にびっくり!!

1.2巻で、ずっと不思議だったのは、兄妹である桂ちゃんとアキラの親の姿がほとんど出てこないんですよ?
仕事で忙しくて、兄妹ふたりに家を任せているって、一体、どういう親なの?って思っていたんですけど、とんでもない母親でした・・・

仕事が生きがいの女性のようで、「(部署が)異動になったのよ~!!」といきなり家に帰ってくる日々・・・
家のことを顧みず子供の面倒もあまりしてこなかったのに、自分が弱った時になって息子の桂ちゃんに甘えてくるんですね。
桂ちゃんは、仕事場では、パワハラを受けていまして・・・家に帰れば、母親からの愚痴攻撃と心を休めることができない状態になってしまいます。

心の余裕がなくなっていく桂ちゃん。自分を甘やかしてくれるアキラも側にはいない。

アキラの存在の大きさをじわじわと実感していくんです。

なぜアキラに会いに行かないのか?

とことんいろんなものに追い詰められていく桂ちゃん・・・
「なんで?はよう、アキラに会いに行かへんのん?」って、読んでる間、何度も思いました。

一読目では理解できず、二度、三度と読ませてもらいました。

桂ちゃんにしたら、アキラは、二度と自分の目の前に現れない予感もするけど、実家はここなんだし、帰ってこないわけがないだろう?って思う気持ちもある。
自分から探すことになったら、二度と現れないって気持ちを認めることになってしまう。

そして、二度と現れない決意をしているアキラを自分から探して、もう一度会うということは、苦しい恋愛がまた始まってしまうということにもなるのです。

側にいても辛い・・・側にいなくても辛い・・・

同じ辛いならどっちの辛さを選ぶか?の覚悟を決めるまでがじっくりと描かれた巻なのではないかと思います

最後にまとめ

桂ちゃんが決意を決めるまでを描いたこの巻は、1巻、2巻に比べると大きな萌えが見当たりません。
せっかちな私は、なかなか決断がつかない桂ちゃんにやきもきさせられた巻でした
読む人によっては、「どんだけ悩んでんねん!!桂ちゃん、ちょっとヘタレすぎなんじゃないの?」って思うかもしれない・・・
でも、これだけじれじれさせられたら、逆にこの後にすごい萌えが来るんじゃないのか?という期待も同時にしちゃいます。次巻に期待したくなる巻でした!!

海ホタル
禁断の愛が結びつくことへのじれったさを描いた巻です。
会社や母親からのパワハラに、ヘタレな桂ちゃんが追い詰められている姿は、心休まる時間がない社会人には共感ができるかも!!

電子書籍で試し読み

The following two tabs change content below.
面白いコミックに出会ったら人に薦めずにいられない主腐。リアルでは腐っていることがカミングアウトできないチキンなのでネットの世界でおすすめしています。主腐なので、BL中心におすすめしちゃうけど、そこは甘く見守ってください。

この記事は役に立った?シェアしてくれたらうれしいです!

コメントはこちらから