こんにちは!海ホタルです
この記事では、「OPERA vol.71」より「同級生シリーズ“blanc”」の紹介をしています
今話はね・・・
なんか・・・ぐわっときた!!
ぐわっときたわ~!!!!
目次
「OPERA vol.71」絶賛発売中です
「音楽」を聴きたいという利人母
利人のお母さんのお見舞いに来る草壁くん
お母さん!明るい!!
草壁くんは気をつかって「何か要るもんとかあります?」と聞く
お母さんは「消灯が早いから、音楽でも聴けたらなぁって思っている」と答える
草壁くんは、「じゃ、スマホに入れますか?」と聞く
お母さんは「草壁くんが選んだ曲がききたいわ」と答えます
お母さんは、学生時代は、よくお友達とテープ交換とかをしていたそうで・・・
「そこでいろんな音楽と出会ったのよ」と懐かしそうに語る
草壁くんはそんなお母さんを見て「いいですよ」と答える
「楽しみ」というお母さん
先生に後期レポートの相談をされる利人
シーンは京都
大学の先生に「お母さん、大変やなぁ」と声を掛けられる利人
後期のレポートは通常、年明け提出だけど、前倒ししてもかまわないと言われている
この後、利人はレポートを前倒ししてしばらくまとめて大学を休むための準備に入るのです
付き合いたてのような緊張感と高揚感を味わう
シーンは草壁くんの部屋へ
利人のお母さんに渡す曲を選んでいる草壁くん
そこに鳴る草壁くんのスマホ
ディスプレイを見ると、利人からのLINEで・・・
「利人」という文字を見ただけで、心拍数があがる草壁くん
乙女のごとくドキドキしながら返信するんだけど、利人の「ありがとう」という返信でそっけなく会話が終了してしまう
「終わっちゃう」と思った草壁くんは、利人に「電話してもいい?」と返信する
利人から「うん」と返事が返ってきて、またもや草壁くんの心拍数はあがっちゃう
まるで「付き合いたて」の頃のような緊張感でドキドキしながら電話をかけるのです
電話ごしに聞こえる利人の「もしもし」という声
電話越しに聞こえる利人の声に「こんなに好きだったんだ」と思う草壁くん
淡々とお母さんの様子などを報告し、利人も淡々と返事を返しているんだけど、ふたりの気持ちはお互いに「好きだ」であふれてる
たった8秒の会話に緊張しぐったりする草壁くん
そして、なにかが降りたようにいきなりギターを手に取り、曲を作り出すのです
そして・・・その曲を、次のライブの時に「いつもとけっこー毛色がちがいすぎるんですけど・・・」とお客さんの前で歌う
歌う草壁くんの頭に浮かぶのは、高校生のころの利人の姿で・・・・
そのころ・・・利人も何かに思いをはせている表情をしていて・・・・
海ホタルの感想
まあねー・・・とにかくねー・・・
空気を描くのが巧いんですよね・・・中村明日美子先生は・・・・
はっきり言葉やセリフに出さなくても、ふたりの表情から、むっちゃ「好き」って気持ちがあふれてて、読んでいて胸がぎゅぅぅぅぅぅぅっ!!!!ってなっちゃうんですよ・・・
スマホのディスプレイに、たった8秒の数字が移るところとかさ・・・・
このたった8秒って時間に、「好き」って気持ちがあふれているんだよね・・・
もう・・・・ぎゅぅぅぅぅぅ!!!!
でもさ・・・そもそも、草壁くん・・・なんで利人と別れちゃったの?
いや・・・別れるときは別れる時で「もう、これ以上はダメだ・・・」って思ったんだろうと思うんだけど・・・・
あの指輪を返したシーンは、今、読んでも胸がつらいんだよね・・・・
だってさ・・・「もう、名前で呼ぶなよ」ですよ?
わたしだったら・・・立ち直れないまま廃人になるわ・・・
ほんとさ・・・気持ちは見えないものだからさ・・・
だから、自分の気持ちなのに取り違えちゃったんだろうね
それが「恋」なんだろうなって思いながら・・・・
ときめきのあるもどかしい展開にどきどきさせていただきました
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