こんにちは!海ホタルです!
8月30日に「OPERA vol.69 -うつす-」が発売されたので、その中から「同級生シリーズ“blanc”」の紹介をしたいと思います
今回は第3話目となります
目次
「OPERA vol.69」絶賛発売中です
OPERA vol.69 -うつす- (EDGE COMIX)
>>第1話掲載「OPERA vol.67」
>>第2話掲載「OPERA vol.68」
「blanc(ブラン)」第3話 の紹介(ネタバレ有)
宮村さんにはげまされる利人
居酒屋から出た宮村さんと利人
街を歩きながら宮村さんが「うちは女やし・・・よおわかってへんこともあると思うけど・・・・好き同士が一緒にいられへんてもったいないなぁ・・・って思う」と話します
前回、利人が男同士でくっつくことの将来性のなさを宮村さんに語りましたが、それに対しての宮村さんなりの思うところを話しています
ひとり、語る宮村さん
「好きってやさしくてあったかいよ。こわいことなんていっこもあらへん。」
そういって「なぁ」って振り向く宮村さんもちょっと泣いている
利人は宮村さんの涙に驚くんですけど、場の空気を和ませようと自分で自分を笑いにもっていこうとする宮村さんの姿に「ありがとう」と微笑むのです
宮村さんは、その利人の笑顔に、「きゅーーーーん」ってなっちゃったんでしょうか?
この後、利人に抱きついちゃっています(いや・・・・引き寄せられています?笑)
けれど、そこでスマホが鳴って、利人が電話に出る
電話に出た利人の「え?」という言葉を残しシーンは次へと移ります
草壁くんのもとにはハラセンが・・・痛いところをつかれて・・・
シーンは東京の草壁くんのライブシーンへ
ステージに立って歌う草壁くんの目に客席にいるハラセンの姿が目に入る
自分のステージが終わった後にハラセンと久しぶりに会う草壁くん
ハラセンは、伝えたいことがあってわざわざ来たと思われますが、そこには触れず「教え子の活躍を見に来た」という言い方をします
ハラセンが、のらりくらりと音楽の話をする姿に苛立った草壁は、持っている紙コップを力いっぱい握りつぶします
草壁くんに「やり方がコドモだよな」と言うハラセン
そこで、「押しても引いても・・・つかまえなきゃどんどん逃げてくぞ」と話しだす
「いつでも会える学校みたいなところはもうないんだぜ」というハラセン
ハラセンの「これからも一緒にいたかったら、どうしたらいいかってことなんだよ」と言葉に、自分の中のいら立ちをぶつけるように、ハラセンの胸ぐらをつかむ草壁くん
怒りでいっぱいの目でハラセンを睨む草壁くんですが、自分が、理不尽なコドモのような怒りをぶつけていることもわかっている
だから、静かに、つかんでいるその手を離し、その場を去っていくのです
家への帰り道・・・・
草壁が思い出すのは、高校生の頃の利人の言葉や笑顔で・・・・
「草壁が大好きだ」といわれたことを思い出し涙があふれてきます
家について、うずくまり泣く草壁くん
その時、ドアを叩く音がする
タイミングのよさに「もしかして!」と勢いよくドアを開けるとそこに立っているたのは谷くんで・・・
手土産片手に「ヨメがまだ帰ってきてなくて・・・」と言う谷くん
草壁くんは「なにしてんだよ!こんなところで!タクシーとばしてでもヨメに会いに行けよ!!!」と怒鳴る
「もう一回やりなおしてくれよ!ってお願いしろよ!!!」
そこで鳴る草壁の電話
電話の相手は利人で・・・
草壁はドキドキしながら「運命を変えてみせる・・・・」と電話に出ます
「もしもし・・・え・・・ううん・・・全然・・・・え?行くよ。もちろん。すぐ行く」
そこで次回に続いています
海ホタルの感想
ここでハラセンが登場かーって思いましたね!
ハラセンの「いつでも会える学校みたいなところはもうないんだぜ」って説教がなかなか深いなって思いました
無条件に好きな相手と出会える場所があるって・・・
本当に、学生時代だけなんですよね・・・
そして、それは、終わりがあるからこそ、愛おしい時間なんですよね・・・・
卒業したら、そんな愛おしい時間を自分たちで作っていかなければならないんですよね・・・しみじみ・・・
気になるのは利人の電話の相手ですよね!
誰かな?って思うんですけど・・・・
でも、その電話があったから草壁にすんなり電話ができたと思うんですよね
一体、誰からでしょうか?
次回の展開を期待したいと思います