こんにちは!海ホタルです
「酷くしないで」8巻・・・もやもやっとした巻でしたよね・・・
ルカの言う「恋愛感情のモチベーションを維持するのは難しい」ってセリフは恋愛の真意をついている気がします
世の中から「浮気」という単語がなくならないのは、そのせいですもんね・・・
けど、恋愛を続けることで、ドキドキが薄れる代わりに別の感情がちゃんと育ち始めるはずで・・・
そこに気づかないと、今後、眠傘はつらくなる一方のような感じがした8巻
「大事にされている」とわかるのに、同時に不安が大きくなる気持ちに苦しむって一番つらいよな・・・
その続きはどうなるの?と、気になるので連載を追いかけたいと思います
目次
マガジンビーボーイ2018年12月号紹介
今月号の「マガジンビーボーイ」には「抱かれたい男1位に脅されています。」の掲載がありませんでした
(アニメのインフォメーションページの方はあります)
熟年夫婦のようなふたりを描いた「できちゃった男子」では相変わらずのカップルふたりを楽しめます
市梨きみ先生の「心中するまで待っててね」は、いよいよ・・・なにか起こるか?という不穏な展開で次回に続いています
連載を楽しみにしていた梶ヶ谷ミチル先生の「彼が兄をオメガにする」が最終回でした
今月号は「抱かれたい男1位に脅されています」の掲載がなかったので少々残念ですが、それでも読み応えのある号だったと思います
「酷くしないで」最新話感想ネタバレ(ビーボーイ2018年12月号より)
仕事の合間にちょっとでも会いたい真矢。それを寂しく思う眠傘
新年を迎えたふたり
だけど、真矢はプレミアムイベントで忙しく
眠傘も塾の講師として大詰め状態
電話で新年のあいさつです
プレミアムイベントで追われる真矢は、クライアントからの要求に納得のいかない企画変更を命じられます
「俺らが一番おもしろいって思っている事をやらないでどうするんですか?」と熱いセリフを吐く真矢
命じた側も真矢の言葉に「昔はそう思っていた」と答えます
「でも、それ幻想!」と真矢の目の前で企画書をビリビリビリ~!!
真矢はショックを受けているけれど、「クライアントあっての仕事」だともわかっている
忙しい中でも眠傘とちょっとでも合う時間を作りつつ、眠傘の誕生日にはちゃんと時間を作りたいとひたすらがんばる真矢
大人気シリーズ「酷くしないで」お試し版♪ ガリ勉・眠傘と遊び人・真矢の、特選いちゃいちゃエピソード&衝撃の出会いが描かれた第1話を収録。100P以上収録の大ボリュームでお届け!
いよいよ誕生日当日・・・この日のためにがんばりすぎた真矢は・・・
そして・・・
眠傘の誕生日当日
水族館に行き、デリでテイクアウトをしてホテルのベッドの上でご飯を食べ、ゆっくりした時間を一緒に過ごすふたり
なにげない会話の中で眠傘が、最近、真矢が昔ほどヤキモチを焼かなくなったことがちょっとさびしい・・・と言います
それを聞いた真矢は「バカ言うなよ。俺、今が一番幸せなんだけど」と身を乗り出し、眠傘にキスをします
このまま事をすすめたい真矢だけど、眠傘は「お風呂に入りたい」と言う
がっかりする真矢・・・
そして眠傘が風呂に入っている間に、ルカから仕事のメールが入る
仕事でなかなかOKがでなかった部分に「OKが出た」との報告メール
達成感を感じた真矢は、一気に気を緩めて安心しちゃうのです
そして・・・
お風呂からあがってきた眠傘は、ベッドでスースー寝ている真矢を見つけてしまう
真矢の側にはルカから入ったメールがディスプレイに写っていて・・・・
すごく・・・・悲しい気持ちになるのです
大人気シリーズ「酷くしないで」スピンオフ♪品行方正な大学生・彰には秘密がある。教師と本気の恋をして破れたこと。そして失恋の痛みが蘇る度、縞川に抱かれにいくこと―
謝りたおす真矢だが・・・眠傘の感情があふれだす
真矢がふと目をさますと・・・・すでに時間は明け方の5時
椅子に座りスマホを見ている眠傘に謝りながら「叩き起こしてくれてよかったのに」と抱きつきます
けれど、眠傘が冷たく「君・・・寝てなかったんだろ。僕、帰るからもう少しゆっくり寝なよ」と言う
その眠傘のトーンの低さにギョッとする真矢
真矢は必死で謝ります
「どうしたら許してくれる?」と聞いてくれる
けれど、眠傘はどんなに真矢に謝られても、楽しみにしていた分、気が晴れない
眠傘「僕は・・・眠っちゃう程、退屈になったのか・・・」
真矢には、眠傘のいう「退屈」の意味がわからない
でも、もう眠傘の表情から完全に気持ちが閉じているとわかる
だから、それ以上は突っ込まず、ただ、「頼むから帰んなよ」と眠傘を抱きしめます
「プレゼントも渡せてないし・・・」という真矢
そして、眠傘は「プレゼントはいらない・・・だから、ルカさんと会わないでくれ」と言うのです
海ホタルの感想
いやいやいや・・・・
読んでいて胸が痛い・・・・
眠傘の楽しみにしていた分、許せないって気持ちがすごくワカル!!
感情がスパークして、抑えていた気持ちが口に出てしまう気持ちもワカル!!
8巻で、ルカのことに関しては、ちゃんと納得したはずなんだけど・・・・
あれほどの頭脳明晰な美人を目の前に卑屈になっちゃう気持ちも共感できます
ちなみに真矢はなにひとつ悪くない・・・(と思う・・・・)
すべて眠傘が勝手に卑屈になっちゃってるっていうのがねー・・・
でも、これは、若さって部分もあるし、恋愛初心者だからって部分もあって・・・
正直、読者としても見ているだけでしかいられないのがむちゃくちゃつらい
ルカの言っている「ソウルメイト」っていう言葉の意味合いもよくわかるんだけどね
でも、肌と肌を寄り添えない魂だけ寄り添う関係って、憧れもあるけれど、寂しさもある気がします
やっぱり、熱を分け合う関係のほうが強いんだぞってところをこのふたりには見せて欲しいと思います
次回の展開も楽しみにしたいと思います
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アートですよ!アート!!!
はじめタイトルをみた時、正直「大きく出たな。」と思ったんですけれど、告知のページの絵を見て、その美しさにためいき!
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仕事場初公開
イラストができるまでを徹底図解などが収録です
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特典情報や、発売まで詳しい情報はこちらに随時更新されるようですので、気になるかたはぜひチェックをしてみてくださいね
でも、誕生日には一日ゆっくりできることを楽しみにその寂しさを乗り越えているんです