


こちらの記事では「イァハーツ2020年11月号」より「囀る鳥は羽ばたかない」43話の紹介をしています
けっこう・・・今話は、登場人物の表情ひとつひとつに複雑な感情が絡んでいるのがわかるシーンが多かったです
残念なのは、わたしがそれを言語化する能力がないことです・・・
・・・・・・・・。
ぴったりくる言葉を探しはじめると、記事の更新ができなくなってしまうので、とにかく状況説明だけしてみたいと思います
「囀る鳥は羽ばたかない」第43話紹介!(ネタバレ有)
三角と天羽
シーンは三角の自宅(←たぶん・・・きっと自宅・・・)
天羽が「また伺います」と帰ろうとしている
そこになる天羽のスマホ
天羽はディスプレイをチラッと見て出ない
三角は、電話の相手が綱川だとわかって「俺はもう寝るから掛けてやれ」と言う
そして、「そろそろ俺の世話係のようなことやめろ」という三角
そろそろ所帯を持って落ち着け・・・という三角に、確かに自分がいなくても誰かが会長(三角)のために動くでしょうが、スケジュール管理や女性たちのあれこれの引継ぎには3か月は要します。と答える天羽
まいった・・・って顔をする三角
天羽の小言がまだまだ続きそうな空気を察した三角は「わかった!もういい!」とギブ!!
頭の中で「だんだん母親に似てきたな・・・」と参っている三角



「母親に似てきた」とトホホとなる三角の姿は、まさに家では役立たずなお父さんポジション!!
大嫌いだった男の手で、ほぐされ、とかされていく――それが愛に変わるとも知らずに。カラダから始まる因縁ドラマティックラブ!
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百目鬼の話を三角にしてもいいだろ?
三角の家を出た天羽は綱川に電話を折り返す
綱川は、「矢代って男に会ったぞ」という
綱川の家に矢代がいると聞いて、驚いている天羽(←顔は無表情のままだけど、きっと、驚いているに違いない!)
天羽は、綱川の元に百目鬼を連れて行った時、「行くところがない男だ」と言って百目鬼を預けた
綱川は、自分がいた組がなくなったんだから、そりゃ行き場がないよな。と天羽に言う
否定をしない天羽
そして、百目鬼を預かっている件は三角には秘密にしているが、あんな小物どうなったっていいだろ・・・と言って、三角にこの話をするぞ。という綱川
しかし、天羽は「それはダメだ」と答えて、一方的に電話を切る
ライターの羽瀬川みつるは、吸血鬼「バイター」の仕業だと噂される事件を調べていた。幼なじみの安仲有生ことアンナには、首を突っ込みすぎるなと忠告される。だが、実はアンナ自身がバイターで…!?
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天羽の過去の回想
ここから天羽の回想シーンがスタート
4年前・・・矢代に捨てられた百目鬼は、少しでも矢代に近い場所にいるために、何度も三角を訪ねたようで、そのたびに、三角の取り巻き立ちにボコボコに殴られていた
それを見ていた天羽は、三角を頼るのは筋違いだと百目鬼に言う
けれど、百目鬼は、「あの人と同じ世界で生きたいと願うのはバカな発想でしょうか・・・」と天羽に尋ねる
天羽は、願えば叶うというなら神社に通うべきだと答える
自分が極道には向かない人間だとわかっている。けれど、自分を曲げてでも矢代の傍にいたいという百目鬼
天羽は「泥水を啜りながらずるがしこく生きれますか?」と問う
その言葉を聞いた百目鬼は、2億の金を用意して三角に会いに行く
スーツケースに詰められた2億の金を見た三角は「なぜ俺の所にくる」と百目鬼に言葉をかける
百目鬼は、バカ正直に「他にヤクザを知らないので」と答える



またもや、三角の取り巻き立ちにボコボコにされて駐車場の隅でぐったりしている百目鬼
天羽は、その百目鬼の姿に、ヤクザになるのを反対された若かりし頃の自分の姿を重ねる
そして、百目鬼を綱川の元へと連れて行ったのです



ちなみに百目鬼は2億の金をヤクザ関係からうまく横取りしたみたい・・・
どうやって横取りしたかは具体的には不明ですが、ヤクザ同士がうわさ話をするセリフが途中で入っています
新米“せんせい”の多田温之(ただ・はるゆき)と、せんせい大好きな犬の友(とも)、眼鏡のキツネ・銀(ぎん)、プリティボーイなウサギの暢太(のんた)、去勢された猫の雪(ゆき)、野良猫だった野良(のら)、ちびっ子リスの風(ふう)と空(くう)たちがくりひろげるショートコミック、もふもふの第1巻!!
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百目鬼!「俺とやれますか?」
シーンは綱川の家の客用の離れにいる矢代・七原・百目鬼
離れに入って、トイレやふろの大きさに感激する七原
うわー!って感激している七原に、「入りますか?」と聞く百目鬼
七原は「いいのか!」とむっちゃうれしそう!!!
そして、「一番風呂は社長からっすよ~」と言われ、風呂に入ることになる矢代
矢代が脱いでいると百目鬼が脱衣所に入ってくる
「背中流さなくていいんですか?」と聞く百目鬼
びっくりして「あ?」と振り向く矢代
ドアの取っ手をつかもうとしていた手が空振りする
体勢を崩す矢代
倒れそうになった矢代の脇腹に手を添える百目鬼
突然、体勢を崩した矢代のことを心配するが、矢代は「平気だ」と言って風呂に入る
風呂に入った矢代は、浴室ドアの前に立っている百目鬼に「ここは長いのか」と聞く
「4年弱です」と答える百目鬼
矢代は、綱川にえらく気に入られているんだな。という
城戸の情報をどこで?と聞く百目鬼
矢代は、城戸のことは松原組があった頃から知っていたと答えて、「よく竜崎と組んで俺をヤッていたからな」と言う
そして、そういえば、最近、竜崎にも会った。と話す矢代
そこに脱衣所に置いたままの矢代のスマホが鳴る
矢代は「放っておけ」という
百目鬼が矢代のスマホを見ると「伊波」の名前がディスプレイに表示されていて、百目鬼の中に、伊波に会った時の記憶が蘇る
「(頭は)変わらないんですね・・・今も変わらず誰とでもするんですね」という百目鬼
百目鬼の言葉にしばしの間をおいて、「たかが4年でどうして変わってると思ったんだ」と答える矢代
そして、浴室から出ようとする矢代
浴室ドアの前に立っている百目鬼にどくように言って扉を開ける
百目鬼は、それは命令ですか?と聞いて、「もうあなたの部下じゃない」と言う
そして、「昔と変わらないのなら俺ともできますか?矢代さん。」と言うのです
海ホタルの感想まとめ
きっと、最初のわちゃわちゃした三角と天羽のセリフは、天羽の「三角の傍にいたい」という気持ちを表すためのシーンなんですよね・・・
そこから天羽が百目鬼を拾った過去が描かれるのが見事でした!
個人的には、天羽さんのことは好きだけど、「特別に好き」ではなかったんですが・・・
でも、今回のお話を読んで、三角以外に心揺さぶられることがない天羽の人間らしい弱さを垣間見れたような気がしました
そして!
注目は!!
矢代と百目鬼のシーンですよね!
一つ屋根の下でどうなっちゃうの!!!!とハラハラドキドキしていた読者様がたくさんいたと思う!
そしたら、いきなり入浴シーンだもんな!(笑)
百目鬼の前であっても堂々と裸になる矢代!さすがです!!!
矢代が体勢を崩したシーンについては、これは、矢代の右目が見えてないせいかな?と思いました
右目が見えてない分、視界が狭くなっているのではないかと予想・・・
最後の百目鬼の「もうあなたの部下じゃない」ってセリフには、この後起こるふたりの展開の期待値が上がりました!



矢代は何と答えるのか?
ドキドキです!
予想・・・・?できません!!!
でもでも!久しぶりの一つ屋根の下じゃないですか!!!
このまま、何もないまま朝を迎えるなんて・・・それは殺生すぎでしょ!!!
次回の展開に期待です