こんにちは!海ホタルです
8月31日から配信されていた「CRAFT vol.87」さんで「兎の森」第10話が収録されています
もうすでに読んだ!って方が多いかな?
遅くなりましたが紹介に行ってみましょう
「兎の森」10話の紹介(ネタバレ有)
環のノートを見た志井
玄関で環に「まだ怒っている?」と聞く志井
環は「どっちでもない」と答える
志井は環の家の中を見渡して「家の中きれいになったじゃん」という
家の中に入りたいと言う志井に「別に面白いものなんてないよ」と家に入ることを許可してくれる環
家に入った志井は、おそろいのスリッパやマグカップ、Tシャツを見て、なにか違和感を感じる
「この空間・・・なにか気持ち悪い」と思う志井
「考えすぎか?息子とのお揃いコーデとか環のお母さんならやりそうだよな・・・」と考える
環がお菓子を探している間、環の部屋でエログッズを探す志井
エログッズは見つからなかったが、変わりに、環の小学1年生の時のノートを見つけてしまう
ノートを広げると「ぜったいやらないこと」リストが書かれている
それを読んでいく志井
ノートには、おかしくなっていく母親への不安がつづられていた
志井がノートを読んでいることに気づいた環は、志井からノートを取り上げる
志井は「環になにが起こっているの?」と踏み込んでいく
環は顔を手で覆い隠し、「母さんが怖い」と言うのです
環の不安に気づけなかった自分を責める志井
環は、母親が、男の人と別れるたびに、その隙間を埋めるように自分のところに戻ってきていたけれど、高校に入った頃くらいから、彼氏を見る目と同じ目で自分を見るようになってきた・・・と話す
布団にも入ってきたことがあると話す環
それからは、なるべき家にいないようにし、母親より先に寝ないように気を付けているという
客観的に見てどう思う?と志井に聞く環
志井は環を抱きしめる
志井は環の傍にずっといたのに、気づけなかった自分を責めている
「ごめん・・・」と沈む志井に、「なんで、志井が落ち込むの?」と困る環
志井は、環に「うちに住めばいいのに・・・」という
環は「母さんをひとりにではできない」と答える
志井は「週3くらい泊まりにくればいい!今日はうちに泊まっていって!」という
環は、明日なら・・・と答えるのです
期待に胸を躍らせ、ネットで相手をGETするけれど、現れたのは犬猿の仲の同僚・悠斗(ゆうと)!! 気まずい陸とは裏腹に、悠斗は妙に積極的。挙句の果てに「挿れろ」と乗っかってきて!?
うちに泊まって!
志井は「明日泊まる」と言われ、一旦、環の家から帰る
環を見送り、玄関を閉めた環
家の中を見渡すと、なんともいえない奇妙な感覚にとらわれる
まるで、母親の手に囚われたような感覚
ゾッとする環
その環の腕を現実に引き戻すのが志井の手
出て行った志井は環の家に戻ってきて「やっぱ、今日泊まって!」という
志井の強引さに救われる環
志井の家に来た環は眠そう
「ベッドを使っていいよ」という志井
それは申し訳ないと断る環
そういいながら、いつも最終的にはベッドを使って爆睡するでしょ!と環に言う志井
環は、志井のことを警戒しながらベッドに入る
志井は、ベッド横に引かれた布団に寝転がりスマホを見てる
なにかされると警戒している環は、志井の態度に拍子抜けし、静かに目を閉じる
すると、志井が「環・・・一年間、付き合う話・・・もう終わりにしよ」と言って・・・
「え!」と目を開ける環
海ホタルの感想まとめ
たった一人の肉親から、性的対象に見られている視線を感じるって・・・
本当ならば安心できる家の中でも心がくつろぐことができなかった環
バイトばかりしていた理由もそれのせい?
志井と期間限定でつきあうことになって、かなり嫌がっていたのに
いざ、「やめよう」と言われて驚いた顔をしています
環の心の中は自分がほしいものとそうじゃないものの境界線がはっきりせず、不安定になっている状態なのかもしれません
そういうときって・・・けっこう辛いですよね・・・
志井の存在が、環を救ってほしいなって思える第10話だったと思います
こちらの記事ではおおまかな流れを紹介しています
そのため、わかりやすさを第一優先に、セリフの要約、時系列を前後させる場合があります
詳しい内容を知りたい方は本誌のご購入をおすすめしています